【ワセコレ⑥明花音インタビュー】自分とは無縁だと思っていたワセコレ「運営の想いを汲み取った最高のステージにしたい」書道ガールの挑戦
- プロジェクト事務局 Scketto
- 5 日前
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早稲田大学最大規模のファッションショーであるWaseda Collection(通称ワセコレ)。ワセジョの魅力を発信することをコンセプトに、早稲田生のモデルが出演する本格的なファッションショーを年に4回開催しています。
Sckettoでは、“ワセコレ”モデル・MC一人ひとりにフォーカス。
第六弾は、明花音さん。ワセコレに対する想いを、時折涙を滲ませながら丁寧に語ってくれました。
【プロフィール】

名前:明花音
学部:教育学部4年
Instagram:https://www.instagram.com/wc2025_akane
【インタビュー】
ーーワセコレモデルになったきっかけを教えてください。
ご縁があってお声がけをいただいたんですが、最初はやるかどうかを迷いました。でも先輩でワセコレモデルをされていた方がいたので、その方にお話を聞いて、最終的には、学生最後の1年にせっかくいただいた機会なので、早稲田でしか経験できないことに挑戦してみようと決めました。
――どんな理由で迷われていたのですか。
人前で堂々とステージに立つのが不安だったからです。というのも、今まで力を入れてやっていた書道パフォーマンスのサークルではみんなで1つのものを作り上げるという感じだったんです。それに対してファッションショーは、わせプロさんやモデルのみんなと作り上げるとは言っても、1人で頑張る部分が多いのかなと不安だったので初めは迷いました。

――モデルになる前ワセコレに対してはどんな印象がありましたか。
一言で言うと、キラキラした世界という感じです。これまでわせプロさんやワセコレモデルさんが活動してるのは見ていましたが、漠然と自分には無縁の世界だと思っていました。
――モデルを実際やってみて、わせプロやワセコレに対して印象の変化はありましたか。
今まで、わせプロさんがファッションショーを運営してるということは知っていたんですけど、どんな活動をしているのかは知らなかったんです。でも実際に自分がモデルとして活動をしていく中で、わせプロさんがステージの構成を考えるところから、写真の撮影や動画の編集、フリーペーパーの紙面の編集まで全部をこなしていることを知りました。わせプロの皆さんは仕事ができるだけでなく、モデルに対しても人一倍気遣いやフォローをしてくださって、尊敬の気持ちでいっぱいです。そしてモデル1人1人に班長としてついてくださる担当のスタッフさんがウォーキングもポージングも、0から教えてくださるので本当にすごいなと思っています。

――練習のモチベーションは何ですか?
練習は基本週2回で、直前になると自主練がちょっと増えたりします。あくまでもわせプロさんが作っているショーに出演させていただく側なので、絶対に期待には応えたいという思いで頑張っています。わせプロさんの表現したいコンセプトに合わせて、企業さんや現役大学生のデザイナーさんが衣装を提供してくださるので、表現したいものや着ているお洋服の魅力を最大限伝えたいと思っています。そのためには練習も必要だし、絶対に失敗するわけにはいかない、成功させたいという思いがモチベーションになっています。
――ここまでワセコレモデルとして活動されてきて、日常に変化はありましたか。
ワセコレモデルを始めてから、今までは気づかなかった自分の身の回りの人の優しさを感じました。例えばSNSのアカウントを大学の友達だけではなくバイト先の友達や社員さんも「見たよ」と声をかけてくれるようになりました。さらに研究室の先輩や教授もみんな一丸となって応援してくれて、周りの人の温かさを改めて感じられるようになったのは良い変化だなと思っています。

ーーやりがいを感じるのはどんな時ですか。
本番のショーで、「この衣装可愛かったよ」と言われた時です。前回の公演ではロリータの服を着たり、かっこいい服を着たりと幅広い系統の衣装を着ました。衣装に合わせて表情を変化させてかっこいいもかわいいも表現できるようになりたいと思っているので、ショーの世界観を褒められると嬉しいです。
――先程SNSの反響についてお話されていましたが、SNSの写真を撮るときや投稿するときのポイントはありますか。
投稿する時の文章は自分で書くので、誤字脱字をしないように気を付けてます。ワセコレはワセジョの魅力を発信するのがコンセプトの一つにあるんです。なのに、誤字脱字や表現がおかしい文章を投稿してしまうとコンセプトに反するかなと思うので、気を付けて投稿しています。
――ランウェイを歩くときに大切にしていること教えてください
歩くときの軸と表情です。特にゆっくりなテンポの曲に合わせて歩くときは、動作がゆっくりだからこそ軸のブレが目立つし、バランスを崩しやすくて難しいので気をつけています。
――始めた頃から今までで成長した部分はありますか?
ウォーキングですかね。私は最初左右差がすごくて、毎回ウォーキング練習で「手の振り幅が違う」とフィードバックをいただいていました。でも最近の練習では、「良くなってきたね」と言ってもらえるので、成長したなと思います。

――早稲田の好きなところとか、オススメのポイントを教えてください。
勉強も大学生活も楽しめるのが、早稲田のいいところかなと思います。私は4年生になるまでの3年間で、サークル活動に力を入れてきました。サークル内はもちろんサークルの垣根を超えて友達もできて、早稲田祭や早稲田に対しての愛も芽生えたなと思います。サークルや遊びなど、大学生活らしいことをしつつ、勉強も両立できるところが早稲田の魅力の一つだと思います。
――これからの目標はありますか。
早稲田祭の本番目前なので、2025年のワセコレ最後のステージを、最高の状態で迎えて、素晴らしいショーを披露することです。

――次回が最後の公演ということで、公演に込める思いや見どころを教えてください。
次の公演は2025年最後のワセコレの公演でもあるし、わせプロさんの3年生が引退前に最後に手掛ける公演でもあります。自分もサークルをずっとやってきた身として、サークルで最後にやるパフォーマンスが、思い入れのある大切なものだとわかるからこそ、その思いを私たちモデルが汲み取って、最高のステージを観客のみなさまにお届けしたいです。

【Waseda Collection(ワセコレ)とは】
早稲田最大規模のファッションショーであるWaseda Collection(通称ワセコレ)。
ワセジョの魅力を発信することをコンセプトに、早稲田生のモデルが出演する本格的なファッションショーを年に4回開催しています。企画・運営を行っているのは、早稲田大学公認サークル「わせプロ」です。またWaseda Collectionは今年で18年目を迎え、過去にはモデルやアナウンサーなど幅広い分野で活躍する方々を輩出しています。公演は毎年、4月に行われる新歓公演、6月に行われる単独公演、8月に行われるオープンキャンパス公演、そして大隈講堂前の大ステージで行われる早稲田祭での公演の計4つです。また、ワセコレモデルは、公演の他に、フリーペーパーの撮影やショー中に流れる動画の撮影、そして協賛企業様からの撮影依頼を受けています。
公式Instagram:https://www.instagram.com/wasecolle/
次回公演は、11月2日(日)16:30〜17:00
早稲田祭の大隈講堂前ステージにて開催されます。さらに華やかで見応えのある、学園祭の大きなステージで披露されるランウェイ。ぜひ足を運んでみてください!
【ワセコレ・インタビュー】
【公演リポート】
ワセコレ2025 OC公演レポート:https://www.scketto.com/news/20250922
ワセコレ2025 6月公演リポート:https://www.scketto.com/news/20250715
取材・文:石井百花(早稲田大学) 校閲:早川千鶴(早稲田大学)







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