【TIF2026リポート第6弾】ライブにトークに大活躍のラフ×ラフに密着!佐々木楓菜・永松波留・藤崎未来インタビューあり(写真28枚)
- Scketto編集部

- 3 日前
- 読了時間: 14分
更新日:2 日前

2026年7月31日から8月2日にわたり3日間開催された、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026 supported by にしたんクリニック(TIF2026)」。
8人組アイドルグループの「ラフ×ラフ」は、デビュー以来4年連続での出場。連日のライブステージ出演に加えて、各メンバーが様々なトークステージに駆り出されるなど、八面六臂の活躍を見せてくれた。
本稿ではラフ×ラフのライブを紹介するとともに、メンバーから佐々木楓菜・永松波留・藤崎未来の3人を迎えて、TIF2026を振り返るインタビューも敢行。TIF2026への素直な思いを語ってもらった。
■メンバー欠場を感じさせないパフォーマンスを展開
【(初日)HEAT GARAGE】

初日の7月31日は、HEAT GARAGE(Zepp DiverCity (TOKYO))に登場したラフ×ラフ。この日は体調不良により高梨結が欠場となり、急きょ7人でのパフォーマンスとなった。

真夏のライブとあり、1曲目にはR-1グランプリ王者の友田オレが作詞を担当した『夏の覚悟を今決めろ!』を投入。まさにラフ×ラフの覚悟を見せつけるステージだ。
3曲目にはヒャダインが手掛けた最新曲の『なんとかなるなる Laugh & Smile』をドロップ。ノリの良い楽曲の連発に、広いHEAT GARAGEの客席も大いに盛り上がる。

特筆すべきは2曲目の『ときめきコレクション』、4曲目の『君ときゅんと♡』、そして6曲目の『消えたくなるほど君が好きだ』と、メンバーの佐々木楓菜が手掛けた楽曲を3曲も投入したこと。佐久間宣行氏プロデュースという枕詞で語られがちなラフ×ラフだが、メンバー発信の楽曲でフロアを沸かせる実力を内包していることを見せつけた形だ。

そして観客を驚かせたのは、「ラフ×ラフでしたー!」の挨拶を終えると、一列になって行進のようにまっすぐと舞台袖に消えていったこと。あっさりすぎる退出に戸惑う観客もいたようだが、その理由もまた、ハッキリしていたのである。

【(2日目)SMILE GARDEN】

2日目の8月1日には高梨も無事に復帰し、8人全員でSMILE GARDENに登場。3年前にはここでTIFのデビューステージを飾った思い出の場所だ。当時は途中で強い雨が降り始め、前途多難さを感じさせたが、その憂いを見事に振り切って、同じ場所に帰ってきたメンバーたち。その表情には自信がみなぎっていた。

同日の浮島ステージではセットリストをガラッと変え、ラストには夏曲の『サパ☆サマ!』を披露。またSMILE GARDENではPeel the Appleとのコラボ企画も開催され、大喜利曲の『考える時間をください』を披露し、お笑いならおまかせあれの個性を示してみせた。

【(3日目)DOLL FACTORY】
3日目の8月2日にはDOLL FACTORYのトップバッターに登場。『クライアント』や『カラフルタイム』など、3日目にして初めての曲も投入し、まさにカラフルなステージを展開する。『AKO ~明るく可愛く面白く~』では得意の変顔も披露。アイドルらしからぬガチな変顔に、ラフ×ラフらしさを感じ取った観客も多かったことだろう。


【(3日目)TOROCCO PARK】

昨年に引き続いて大喜利バトルの企画(別記事で紹介)に出演した後は、今年の新しい試みである「TIFプロレス」のリングに上がり、浮島ステージとは別の形となる360°パフォーマンスに挑戦。人生初であろうテープ投げの洗礼も浴びるなど、何にでもトライするバラエティ力を発揮してみせた。


【(3日目)SKY STAGE】
ラストの出番となった夕方のSKY STAGEでは、夕闇が迫るなか聴かせる系の『Yondanda』と『一期八会』を投下。抒情的な雰囲気に華やかさを添えて、TIF名物の青空ステージを彩ってみせた。


【(3日目)HOT STAGE】

グランドフィナーレには日比野芽奈と吉村萌南の二人が登場。司会を務めたフジテレビ原田葵アナのほぼ真後ろというナイスなポジションを確保し、コメントも求められる場面も。日比野が「ラフ×ラフがもしかしたらTIFのMVPなんじゃないか」と笑いを取りつつ、最後は観客に向かって「今回のMVPはTIFに来たお前らだー!」と絶叫! 最後までラフ×ラフらしさにあふれた存在感を見せつけてくれた。



【3日目の出演を終えたラフ×ラフにインタビュー!】
Sckettoでは8月2日のSKY STAGEを終えたばかりのラフ×ラフから、佐々木楓菜、永松波留、藤崎未来の3人を直撃。大活躍を見せたTIF2026を振り返ってもらい、昨年からの変化や、今後への期待などを語ってもらった。

■今年は、新たなラフ×ラフを広めていけた
――TIF2026ではラフ×ラフの出番が約20回もある大活躍でした。
藤崎未来 自覚ない、自覚ない!(笑)。1日目がホントにヤバかったですね。
永松波留 香盤表が番組表みたいになってる! ※1日目はトークも含めて全7回の出演。

――そんなTIF2026で、ラフ×ラフの良かった点をあげてもらえますか
永松 今までのラフ×ラフで一番のパフォーマンスをお見せできたのではと思っています。TIFはステージ数も多いし暑くてキツいと思うこともありますが、だからこそファンの方も私たちも気持ちがより熱く、盛り上がったと感じました。
今回は自分たちでセットリストを考えたステージもあり、ステージでファンの方の顔を見ていると「楽しいんだろうな」っていうのが分かって、そんな笑顔だったり、初めて見てくださった方も一緒にタオルを回してくださったりと、そんな熱気を過去イチ感じられたTIFでした。

佐々木楓菜 今年は、新たなラフ×ラフを広めていけたと思っています。これまでは『考える時間をください』という大喜利ソングのあるグループとして知られがちだったんですけど、今年は「ラフ×ラフの曲が良かった」とか、「ラフ×ラフのおかげでTIFがより一層彩られた」とも言ってもらえて、頑張ってよかったなって。大喜利やバラエティだけじゃない部分を前面に押し出せたTIFだったんじゃないかな。
――実際、『考える時間をください』は8月1日にPeel the Appleさんとのコラボで披露した一回だけでしたね
藤崎 1日目の「スナックうめ子」では、スタッフさんから「ラフ×ラフさんは大外から喋れるから」って言ってもらえましたし、トークが上手だからとの理由で呼んでいただけた場面もありました。大喜利を頑張ってきたからこそ見つけてもらえたし、バラエティ力をTIFで発揮させてもらえたと感じています。

――プロデューサーの佐久間宣行さんが最近「ラフ×ラフのライブが良くなってる」とおっしゃってますが、今回のラフ×ラフを見たら『本当にライブいいじゃん』って思うお客さんも多かったのでは
永松 初めて観てくださる方がすごく多くて、ステージによっては初見の方が半分ぐらいを占めるときもあったんですけど、みなさん笑ってくださっていて。
佐々木 みんな、とても温かいって感じられたので、それは楽しんでくださっている証拠だと思います。
――今回のライブではMCが少ないうえに、ライブが終わると一列になってさーっと舞台袖に引っ込んでいくのが印象的でした
佐々木 実は今回、自己紹介もしてないんです。メンバー全員でこれまでの夏フェスとかの反省点を話しあい、どうしたらラフ×ラフをたくさんの人に見てもらえるのかを考えて、みんなで決めました。
永松 去年の夏くらいから、いろんなグループさんのライブや映像を観ては、「このグループのこれ、かっこよくない!?」っていう情報を収集してたんです。
佐々木 あのハケかたも、エンディングの時間が10秒くらいしかないので急いでいたから。曲を1曲でも多く詰め込みたかったので、曲によってはワンハーフに短くしていたりします。
藤崎 初期の曲はわりと尺が長いのでセトリを組むのが難しいし、これまではMCありきで組んでたんですけど、他のアイドルさんを見たら、同じ持ち時間で1曲多く歌ってるんですよ。だから「なんだ、曲を詰め込めばいいんだって!」って。

――『100億点』など初期の曲は演ってませんし、セトリも毎ステージきっちり変えていました。
佐々木 以前は“戦える曲”が少なくて、盛り上がる曲をどこに当てはめようかって悩んでいたのが、今回は「この曲が入んなくなるけどどうする?」っていう嬉しい悩みが出てきました。5ステージでは自分たちでセットリストを考えたんです。
藤崎 最終日のDOLL FACTORYでは私たちがトッパー。ラフ×ラフが人を集める、私たちが作る空間から始まるという責任を負っている気持ちで、少し怖さもありましたけど、楽しさが勝ちました!

■今回やっと、アイドル界の土俵に立てた感覚
――一方ではTIFを通しての反省点も見つかったんじゃないでしょうか
永松 スタッフさんが毎回、ステージを動画撮影してくださるので、それを観ては「最初のステージはここがダメだっから、次のSMILE GARDENではこうしよう」と反省していました。もちろん改善にはなるんですけど、完璧なものをお見せできてないんだなと感じましたね。
佐々木 たとえば2日目の朝に1日目の映像を送っていただいて、会場に来るまでの間に各自がそれを確認して、現場入りしたらすぐ「そういえばこの曲は」という話が始まる感じです。
――めちゃめちゃPDCA回してますね!
永松 回ってるかも! 時間もなかったし。
佐々木 しっかりとサイクル回して。
藤崎 ピーディーシーエー? サイクル? あんまりカタカナでしゃべんないでよ!
永松・佐々木 (爆笑)
――しかも初日は高梨結さんが体調不良で急きょ、欠席
永松 以前だったら誰かがいないとなると一大事で「どうする、どうする?」って感じでしたが、最近は誰かがいなくても、すぐに「じゃあ、こことここは誰が歌う?」って対応できるようになりました。TIFのあいだも8人全員が集まる時間ってあまりなくて、いつも誰かが何かのステージ出演で抜けている感じだったので、移動しながら確認していましたね。
佐々木 反省点としては、全体的にパフォーマンス力が上がったからこそ、あと一歩足りないっていうのが明確になりました。音程が取れていてももう少し感情込めて歌えたなとか、ここの動きはパッと止まればカッコよかったのにちょっと動いちゃったなとか、あと一歩でパフォーマンスがいいって言ってもらえるのに、っていう点は感じました。
藤崎 私の場合は楽しくなりすぎて、夏フェスは頑張りすぎるとリミッター外れてぶっ倒れてしまうので、2日目のSMILE GARDENが終わったあとはスライムみたいに溶けてました(笑)。楽屋で寝たら回復したので今は全然ピンピンしています。
永松 他のグループを観に来た方が、ラフ×ラフも観たいって思ってくれたかといえば、認知度もそうですけどまだ低かったのかなと。
佐々木 その点に関しては、この1年間でもうちょっとできることあったのではというのが反省点です。
藤崎 今回やっと、アイドル界の土俵に立てた感覚。これまではバラエティをやりたいのか、YouTubeで活動していくのか中途半端な感じでした。それがやっと、しっかりライブをするアイドルという方向を見せられたTIFになりました。でもまだ、立てただけですけどね。
佐々木 セトリを考える時に、ラフ×ラフらしさを忘れないようにしようという前提で「このステージに合う曲はなんだろう」という観点で選んだことが、ラフ×ラフらしさに繋がったかなって。

■美しさを増した源は「カレイ」?
――今回の選曲では爽やかで王道可愛いアイドル曲が多かった感じですが、ラフ×ラフとしては今後、その可愛さをもっと広めていきたいのか、それとも新たな一面を見せていきたいのでしょうか。
佐々木 私はこれまで5曲作ってきて、全部が王道系だと思っています。これまでのラフ×ラフの楽曲は、最新曲でヒャダインさんに作っていただいた『なんとかなるなる』も含めて、セトリのなかでスパイスになる曲が多いというイメージ。そういう曲は王道があってこそ活きると思うんです。今までは全部がスパイスだったのでゴチャゴチャした感じだったのが、王道という基盤が整ってきたことで、すべての曲が活きるようになってきたかなって。そうやって、いろんなラフ×ラフを作っていけたらいいんじゃないかなと思います。
永松 個人的にはカッコいい系の曲が欲しい。いまは盛り上がれる曲や、初見の人でも楽しめる曲、あとはエモい曲もあるんですけど、カッコよさを見せたいと考えた時に、これといった曲がなくて。
藤崎 それって、私たちがカッコいいところを見せていかないと、もらえないんじゃない? たとえば『超めっちゃ“キュン”でしょ?』も最初のうちは曲を乗りこなせていないって言われたし、スタッフさんも不安なんだと思う。だからロック曲をカバーして、佐久間さんに「イケる!」というところを見せていきたい。
永松 いいね、そういう曲も演ってみたい。そういう曲オンリーのステージとか。
佐々木 今後はアイドルフェスではない夏フェスにもお呼ばれされるかもしれないので、そういうところでアイドルらしさと楽曲の強さの両方を見せていくには、カッコいい曲が必要かもしれない……、作りましょう!

――ところで突然ですけど、皆さんなんで、そんなにお美しくなったんですか
永松 ええ、嬉しい(恥)。もうめっちゃ頑張ってますから♪ ファンの方が撮ってくださった写真を見て、納得できない部分を一カ所ずつ潰していってます。一個ずつ解決することで納得できるんですよ。今はちょっと横顔が気になっているので、集中してやってます。
佐々木 私は“自信”かな。身から出てくるものってあると思うんです。今までは「私が前に出たってグループが得しないから」みたいな思考で、後ろの端っこにいたんですけど、自分で曲を作るようになって歌割りも増えたりしてきたら、「グループに貢献できてるんじゃない?」みたいに自信が生まれてきて、それが笑顔にも出てきてるのかなって。
藤崎 私は「清楚で可愛い」を目指してます。自信の源ですか? カレイかな。
永松・佐々木 カレイ!?
藤崎 そう、加齢。なんか年をとると顔の肉がなくなっていって、顔がシュッとしてくるんです。高校生の時って顔がパンパンだったんですよね。あと髪色を変えたのも一つの転機、ターニングポイントってヤツでした。

――面白いだけのグループかと思って見に来たら、ビジュもいいし曲もいいし、王道じゃんってなりそうですよね
佐々木 客観的に見ても本当にめっちゃ可愛いって思うんで、そこをもっとみんなに知ってほしいなっていう気持ちです。
藤崎 大喜利曲をあまり演らなくなったことで、一つのアイドルグループとして見てもらえたら「ラフ×ラフって普通に可愛いじゃん」って、偏見なしに見てくれる人が増えたのかも。
永松 ライブも良くなっていると思いますし、それをどう広めていくか。TIFに足を運ばなかった方にも広めていかないとならないので、ライブ映像を出したりしていきたいです。
藤崎 ラフ×ラフのYouTubeチャンネルは登録者数が8万人超えで、10万回超えの動画が90本くらい(総再生回数4400万回)。でもダンスプラクティス動画だと1万再生を超えないんです。まだパフォーマンス力が伝わってないということなので、そこは課題ですね。
――最後に、来年のTIF2027に向けた目標をどうぞ
藤崎 やっぱり、HOT STAGE(メインステージ)に立ちたい! デビューして最初にSMILE GARDENに立たせてもらい、これまで4年連続でTIFに出させてもらってますが、今は「もっと上に行きたい」って言葉に出せるようになりました。実力でメインステージに立ちたいというのが、いま一番の想いです。
永松 今年のタイムテーブルを観た時は、悔しかったです。3年前の初出場から一昨年は「ちょっと進んだかな」、一昨年から昨年では「ちょっと行けたかな」と思えましたが、昨年から今年では「なんかあんまり進めなかったな」ってなりました。もちろんトークステージとか別の軸ではすごく期待していただいてますが、アイドルとして一歩、前に進んでいきたいという気持ちです。
――来年はHOT STAGEでお会いできることを楽しみにしています
全員 頑張ります!
TIFで初のステージがSMILE GARDENだったラフ×ラフ。来年こそはメインステージのHOT STAGEに立ってくれるはずだ。
【アーカイブ】

【INFO】
ラフ×ラフ 47都道府県巡業2026〜2027の公演内容が決定!
【感想】
ラフ×ラフさん3日間お疲れ様でした。最終日の1番最後という1番疲れの溜まっているであろうタイミングに取材させていただき、ありがとうございました。私が特に印象に残ったのはみなさんのストイックな姿勢です。5ステージ13企画走り抜けたということで充足感や達成感も感じている様子ではありましたが、大成功をおさめた直後、もうすでに今後どのように活動していくべきか冷静に分析されている姿に驚きました。メンバーと協力して確実に一歩一歩踏み進めるラフラフさんにとても感動し、ますます応援したくなりました。来年HotStageに立てるように微力ながら支えられたらなと思います。貴重なお時間をとっていただきありがとうございました。(戸嶋美鈴)

取材協力:戸嶋美鈴(早稲田大学)
撮影:編集部





