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名探偵コナン、プペル、東京彼女、横浜開港祭、船上パーティー授賞式まで映画祭の魅力を総覧(写真30枚)<第4回横浜国際映画祭③>

  • 5月5日
  • 読了時間: 8分

今年で4回目を迎える『第4回 横浜国際映画祭』が横浜・赤レンガパークで開催され、映画作品の枠を超えた多彩なコンテンツが会場を彩った。


本映画祭では、豪華俳優陣が登壇するレッドカーペットや上映作品に加え、アニメ、音楽、地域イベント、新人発掘企画など、ジャンルを横断した企画が展開。会場には幅広い世代の来場者が集まり、終日活気に包まれた。



特別招待作品として『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の江戸川コナンが登場し、横浜を舞台にした最新作の魅力を発信。さらに、西野亮廣による『えんとつ町のプペル 約束の時計台』、松竹創業130周年記念作品『TOKYOタクシー』、新人女優オーディション企画「東京彼女」など、映画の枠にとどまらない多角的なコンテンツが展開された。

また、横浜市長の登壇や横浜開港祭との連動企画など、地域との結びつきも色濃く反映。レッドカーペット後に行われた船上パーティー授賞式では各賞が発表され、映画祭の熱気は夜まで続いた。


映画、街、人が一体となることで生まれる横浜国際映画祭ならではの魅力を、総合的にレポートする。


本リポートは、2025年度横浜開港祭親善大使を務めた笹田六花(青山学院大学)、舟守はるな(早稲田大学)の2名が担当。
本リポートは、2025年度横浜開港祭親善大使を務めた笹田六花(青山学院大学)、舟守はるな(早稲田大学)の2名が担当。

【名探偵コナン ハイウェイの堕天使】



特別招待作品として、人気アニメシリーズ最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の江戸川コナンが登場した。

本作は神奈川県・横浜を舞台に、神奈川県警交通機動隊の白バイ隊員・萩原千速を中心に描かれるストーリー。会場には実際の白バイ隊員も登場し、コナンとともにレッドカーペットを歩いた。


 

コナンは「横浜国際映画祭にご来場の皆さん、こんにちは。生演奏の中、海沿いのレッドカーペットを歩けて、とても楽しかったです」と挨拶。今年で4回目の参加となる中、「映画の中では横浜の街が大変なことになっているので、ドキドキしながら来ました」とユーモアを交えて語り、会場の笑いを誘った。



音楽を担当した菅野祐悟による演奏も披露され、観客から大きな拍手が送られた。コナンは「海沿いのレッドカーペットを歩けて楽しかった」とコメントし、横浜を舞台とした今作への思いを語った。


 

『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』:https://www.conan-movie.jp/2026/index.html


 

【西野亮廣『えんとつ町のプペル 約束の時計台』】



映画『えんとつ町のプペル 約束の時計台』からは、西野亮廣が登壇。現在公開中の本作について「ぜひ映画館でご覧いただけたら」と呼びかけるとともに、自ら全国の劇場を巡る“映画館行脚”を続けていることでも注目を集めている。

本作は、不思議な“止まった時計台”をめぐる物語。壊れていないにもかかわらず、11時59分で止まったままの時計台が存在する異世界“千年砦”に迷い込んだ少年・ルビッチが、元の世界へ戻るために時計を再び動かすことに挑む。

大切な親友プペルを失い、悲しみを抱えながらも前に進もうとするルビッチは、相棒モフとともに時計台の謎を追う中で、100年間約束を信じ続ける男・ガスや、人に化けた植物ナギと出会う。それぞれが抱える“叶わぬ約束”を知ることで、ルビッチは次第に「信じること」の意味と向き合っていく。



やがて訪れるハロウィンの夜――。ルビッチが再び“信じる勇気”を取り戻したとき、止まっていた時間が動き出し、奇跡が起こる。前作『えんとつ町のプペル』に続く新たな物語として、幻想的な世界観と“信じる力”を描いた本作は、世代を問わず心に響く作品として期待を集めている。


 

『えんとつ町のプペル 約束の時計台』: https://www.poupelle.com/



【松竹創業130周年記念作品『TOKYOタクシー』】



松竹創業130周年記念作品『TOKYOタクシー』からは、松竹映画プロデューサーの石塚慶生と、音楽を手がけた岩崎太整が登壇。横浜での撮影について「大事なシーンを撮影させていただいた。映画を華やかにしていただいたと思う」と感謝を述べ、「ぜひ映画館でご覧いただければ」と来場者に呼びかけた。

 

本作は、東京という巨大都市を舞台に、“タクシー”という密室空間を通して人々の人生が交差していくヒューマンドラマ。日常の中で何気なく乗り込む一台のタクシーをきっかけに、乗客それぞれが抱える事情や想いが浮かび上がり、やがて思いがけないドラマが紡がれていく。

 

移り変わる東京の街並みを背景に、出会いと別れ、再生や希望といったテーマが丁寧に描かれ、都市に生きる人々のリアルな感情に寄り添う作品に仕上がっている。音楽を担当する岩崎太整による繊細かつ印象的なサウンドも、物語の世界観をより一層引き立てている。

 

何気ない一瞬の出会いが人生を動かす――そんな“都市の奇跡”を描いた一本として注目を集めている。

 


 

【山中竹春横浜市市長&トゥンクトゥンク】



会場には、横浜市長の山中竹春も登壇し、「横浜の美しい街並みとともに、この映画祭を存分に楽しんでいただければ」と来場者へ呼びかけた。

さらに、2027年に横浜で開催予定の国際園芸博覧会のPRも実施。会場には公式マスコットキャラクターのトゥンクトゥンクも登場し、来場者と触れ合いながらイベントを盛り上げた。

映画祭の枠を超え、地域の大型イベントと連動した取り組みが行われたことで、横浜という街全体の魅力を発信する場としての役割も感じさせる一幕となった。

 

『国際園芸博覧会』:https://expo2027yokohama.or.jp/

 

【横浜開港祭】



横浜国際映画祭の会場には、第45回横浜開港祭親善大使の高橋凛と高津芽衣が登場した。

 2人は、横浜開港祭の公式キャラクター「ハマーくん」と「ヨーコちゃん」のぬいぐるみを手に笑顔で登壇。来場者に向けて親しみやかな雰囲気で挨拶し、会場を和ませた。映画祭の華やかなステージの中で、横浜開港祭の魅力もしっかりとアピール。地域を代表するイベント同士が同じ場で発信されることで、横浜という街の一体感と広がりを感じさせる場面となった。


『第45回横浜開港祭』:https://www.kaikosai.com/

 

【東京彼女】



「東京彼女 presents 新人女優公開オーディション」企画からは、2025年グランプリに輝いた萩野桜が登場した。


 

黒のシアー素材に繊細な花柄をあしらったドレスを身にまとい、ステージに登場した萩野。柔らかな質感の衣装が透明感あふれる雰囲気を引き立て、映画祭の華やかな空間の中でもひときわ上品な存在感を放っていた。

 

萩野は同オーディションでグランプリに加え、最優秀賞と安田淳一賞をダブル受賞。第4回横浜国際映画祭のオフィシャルレポーターとしての権利も手にしており、今後の活躍に大きな期待が寄せられている。


 

さらに今年も、「東京彼女 presents 新人女優公開オーディション2026」の最終選考に進出したファイナリスト20名が登場。次世代を担うフレッシュな才能たちがステージに集結し、会場は一層華やかな雰囲気に包まれた。


 


映画祭の場から新たなスター候補が誕生していく瞬間に、来場者の視線が注がれていた。

 

『東京彼女』:https://tokyo-kanojo.com/

 

【船上パーティー】



レッドカーペットの後には、第4回横浜国際映画祭の開催を記念した船上パーティーが行われ、映画関係者や来賓が一堂に会した。会場には、審査員として参加した丸山隆平もプレゼンターとして登壇し、華やかなひとときを彩った。



パーティーでは、世界30カ国から集まった作品を対象としたコンペティション部門の各賞が発表。最優秀女優賞に渡辺真起子、最優秀男優賞に北村匠海、最優秀監督賞に内山拓也が選ばれたほか、審査員特別賞には『THE INVESTIGATOR』が輝いた。

 



そして、最高賞であるグランプリには『しびれ』が選出。受賞後、内山監督は「映画に救われ、映画に恩返しをしたいと思って、この脚本を初めて書いた」と作品への思いを語り、会場からは大きな拍手が送られた。

横浜の美しい夜景を背景に行われた船上パーティーは、映画祭の熱気とともに、これからの映画界への期待を感じさせる華やかな時間となった。

 

【INFO】

第4回横浜国際映画祭

開催期間:2026年5月1日(金)〜5月5日(火)

公式サイト:https://yiff.jp/



【感想】



会場は多くの来場者でにぎわい、全体を通して活気と華やかさが印象に残りました。第4回目を迎えた本映画祭ですが、回を重ねるごとに規模や注目度がさらに高まっていくことが期待されます。また、横浜市民の一人として、このイベントが今後も長く続き、映画を通じて街の魅力がより広く発信されていくことを願っています。横浜が“映画の街”としてさらに盛り上がっていく可能性を感じる映画祭でした。

(舟守はるな)https://x.com/harunafunamori_/

 


実際に横浜国際映画祭の会場を訪れると、この日は晴天に恵まれ、青空の下で行われるイベントならではの開放感がありました。レッドカーペットに登場する出演者の皆さんは、自然光に照らされて表情や衣装がより鮮やかに映え、写真で見る以上に輝いて見えました。華やかな映画祭の雰囲気に、横浜の景色や空気感が重なり、会場全体が明るい祝祭感に包まれていたのが印象的でした。映画祭を通して、作品や出演者の魅力だけでなく、横浜という街の魅力も改めて感じられる一日でした。

(笹田六花)https://x.com/_rik0520/


取材・文:笹田六花(青山学院大学)、舟守はるな(早稲田大学)

撮影:編集部


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