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【卒業生インタビュー】渡辺梨子|“好き”を行動に変えた先で見つけた、“届けること”の魅力

  • 5月28日
  • 読了時間: 8分

更新日:5月29日


「普通の大学生活だけで終わりたくなかったんです。」

そう話してくれたのは、Scketto4期卒業生・渡辺梨子さん。

 

現在は、今年2026年3月に卒業し、地元大分県を拠点に、地元のテレビ局で勤務しながら、「九重観光アンバサダー」としても活躍している。


 

学生時代、Sckettoで数多くのアイドル・エンタメ取材を経験し、“届けること”の面白さに惹かれていった渡辺さん。今回は、Scketto時代の思い出から、現在の地域発信活動、そしてこれから目指す未来について話を聞いた。

 

「普通の大学生活だけでは終わりたくなかった」


—— Sckettoに入ったきっかけを教えてください。

学生のうちに、何かに本気で挑戦したいと思ったのが最初のきっかけです。

当時はまだ将来やりたいことが明確に決まっていたわけではなかったですが、「普通の大学生活だけで終わりたくない」という気持ちはずっとありました。もともとアイドルが大好きで、ライブに行ったり動画を見たりする時間が自分にとってすごく大切だったので、「好きなことに関わる経験ができたら楽しそうだな」と思って応募しました。

実際に活動していく中で、取材する面白さや、言葉で魅力を伝える楽しさにどんどん惹かれていきました。

 

学生なのに、芸能取材の現場へ

 

—— 活動を始めた頃の印象は?

正直、想像していたより何倍も本格的で圧倒されました。

学生なのに、いきなり芸能人への取材や記者会見の現場に行くことになって、「本当にここに自分がいていいのかな」とずっと緊張していました。現場は時間も空気感もすべてがシビアで、質問の仕方ひとつでも周りの記者さんとの違いを感じました。でもその分、学生だからではなく、一人のインタビュアーとして見てもらえる環境だったので、すごく鍛えられたと思います。最初は失敗したくない気持ちでいっぱいでしたが、取材を重ねるうちに、「うまく話すことより、相手に興味を持つことの方が大切なんだ」と気づくようになりました。


 

“緊張しなくなった”ことが、一番の成長

 

—— 自分の成長を感じた瞬間は?

一番の成長は、「緊張しなくなったこと」だと思います。最初の頃は、取材前になると質問を何回も見返して、頭が真っ白になるくらい緊張していました。でも、たくさんの現場を経験させていただく中で、完璧にやろうと思うより、その場の会話を大切にできるようになっていきました。相手の表情を見ながら質問を変えたり、会話を広げられるようになった時に、「少し成長できたかもしれない」と感じました。

この仕事は、本当に経験の積み重ねが大きいと思います。実際に現場に行って、人と話して、失敗して覚えることばかりでした。

 

“好き”だからこそ、本気で向き合ったインタビュー

 

—— 印象に残っている取材はありますか?

特に印象に残っているのは、CANDY TUNEのみなさんへのインタビューです。

もともと大好きなグループだったので、お話を聞けること自体が本当に嬉しかったですし、ライブ前の個別取材という特別な環境だったこともあって、すごく印象に残っています。好きだからこそ、中途半端な取材にはしたくなくて、事前にたくさん調べて、「この時間を絶対に意味のあるものにしたい」という気持ちで臨みました。

もちろん緊張もしていましたし、今思えばぎこちない部分も多かったと思います。

それでも、みなさんがすごく優しく受け答えしてくださって、その人柄に何度も助けられました。

“好き”という気持ちだけじゃなくて、相手の魅力をちゃんと言葉にして届けたいと思えた取材でした。

 

「興味を隠さない」ことを大切にしていた

 

—— インタビューで意識していたことは?

“興味を隠さないこと”を大切にしていました。最初は、「好きです!」という気持ちを出しすぎると、インタビュアーとして良くないのかなと思っていたんです。でも実際は、興味を持っていることって相手にも伝わるし、それが会話の空気を柔らかくしてくれることも多いと感じました。

取材前にはたくさん調べて、「この人のことをもっと知りたい」という気持ちを持って現場に行っていました。

また、記事を読んでくださる方はファンの方が多いので、「ファンの方が知りたいことは何だろう」「どんな表情を届けたいだろう」と考えながら取材していました。

 

インタビューは、「HKT48」「CANDY TUNE」「高嶺のなでしこ」「ラフ×ラフ」らのインタビューのアシスタントを担当


 

日本のアイドル文化の魅力を知った

 

—— アイドル取材を続ける中で感じたことは?

日本のアイドル文化の魅力を、本当にたくさん知ることができました。ステージ上ではキラキラして見えるけれど、その裏では想像以上の努力やプレッシャーがあって、それでも笑顔でファンの前に立ち続ける姿をたくさん見てきました。取材を通して、ただ“可愛い”“華やか”だけではない、人としての強さやプロ意識に触れることが多くて、どんどん惹かれていきました。ファンとの距離感や応援文化も含めて、日本のアイドル文化は世界に誇れるものだと思っています。

 

「現場の空気」を届ける記事を書きたかった

 

—— 記事を書く時に意識していたことは?

現場に行けなかった人にも、その空気を届けることを意識していました。実際の現場では、言葉だけじゃなくて、表情や空気感、話すテンポなど、その場だからこそ感じられる魅力がたくさんあります。その熱量を、できるだけそのまま文章に乗せたいと思っていました。また、ファンの方だけでなく、あまり詳しくない方にも読みやすいように、できるだけ噛み砕いて書くことも意識していました。

「この記事を読んで気になった」「ライブに行ってみたくなった」と思っていただける文章を書くことが目標でした。

 

Sckettoでの経験が、今につながっている

 

—— 現在のお仕事に活きていることはありますか?

今のお仕事では、ラジオやテレビに出演させていただく機会もあり、学生時代のSckettoでの経験が、そのまま今につながっていると感じます。人前で話すことや、初対面の方と会話をすること、限られた時間の中で相手の魅力を引き出すことなど、Sckettoで学んだことが本当に活きています。職場の先輩方から「緊張しないね」と言っていただけることもあるのですが、それは学生時代にたくさん現場を経験させていただいたおかげだと思っています。

 


“地域を伝える仕事”へ

現在は、大分県を拠点に活動する渡辺さん。大分を発信したいという気持ちから、「九重観光アンバサダー」に就任した。

 

—— 地域発信の仕事の魅力は?

地域の方と直接お話しする機会が本当に多くて、それがこの仕事の一番の魅力だと思っています。取材に行くたびに、その土地ならではの文化や想い、人の温かさに触れることができて、「この仕事をしていて良かったな」と感じます。自分が魅力を伝えているつもりでも、逆に地域の方から魅力を教えていただくことの方が多いんです。

「こんな場所があったんだ」「こんな想いで続けているんだ」と知るたびに、大分のことをもっと好きになります。

 

「大分の好きなところは?」

 

—— 大分の魅力を教えてください。

全部です!!!!!!(笑)

でも、本当にそう思っています。食、温泉、自然、景色など魅力はたくさんありますが、今一番好きだと感じるのは“人の温かさ”です。取材先でも、街を歩いていても、優しく声をかけてくださる方が本当に多くて、大分に来てから人の温かさに何度も救われました。

また、アンバサダーを務める九重町は、まだ“知られすぎていない”ところも魅力だと思っています。

観光地化されすぎていないからこそ、その土地の自然な空気感や暮らし、人との距離感を感じられる気がします。


 

「好き」を行動に変えたことが、未来につながった

 

—— Sckettoの後輩に伝えたいことは?

たくさん大人を頼って、たくさん経験してほしいです。私もSckettoの活動で関わった大人の方に、本当にたくさん助けていただきました。学生のうちって、「失敗しちゃいけない」と思いがちなんですが、今振り返ると、失敗した経験が一番自分を成長させてくれたと思います。だからこそ、怖がらずにいろんな現場に行って、たくさん失敗して、そこから学んでいってほしいです。経験した分だけ、自分の言葉に説得力が増していくと思います。

 

“伝える側”として、もっと成長していきたい

 

—— 今後の目標を教えてください。

これからは、もっと大分のことを深く知って、その魅力をたくさんの方に伝えていける存在になりたいです。

有名な観光地だけではなく、小さな町の風景や、地域の方の日常、そこでしか味わえない空気感など、実際に行かないと分からない魅力をもっと届けていきたいと思っています。

また、最近は出演することだけではなく、編集やカメラなど裏方のお仕事も勉強しています。

テレビやラジオ、SNSなど、さまざまな媒体を通して、“伝える側”としてもっと幅広く活躍できる人になるのが目標です。


いつか「渡辺梨子さんの発信を見て大分に行きました」と言っていただけるような存在になれたら嬉しいです。

そして、九重観光アンバサダーとして、地域の皆さんに愛される存在になりたいと思っています。

これからも、“好き”という気持ちを大切にしながら、地域の魅力を自分らしく伝えていきたいです。

 


【PROFILE】

渡辺梨子(わたなべ・りこ)

学生時代は、アイドル・エンタメ取材を中心に活動し、多数のイベント・インタビュー取材を経験。

現在は大分県を拠点に、ラジオ・テレビ出演、地域発信活動など幅広く活動中。

九重観光アンバサダーとしても活動し、大分・九重の魅力をSNSや各種メディアを通じて発信している。

 
 
 

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