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ドジャース・デーブ・ロバーツ監督、木下グループCM第二弾 制作発表会に登場「子供たちとの撮影はハッピーな現場だった」大谷・山本・佐々木への評価、来季の起用方針にも言及

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ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が2025年11月19日、木下グループ新CM制作発表会に登場し、撮影の裏側から今季の振り返り、さらには日本人選手への思いまで、多岐にわたって語った。


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「今年の撮影はとてもハッピーな現場」


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CMの感想を求められたロバーツ監督は、開口一番「今回の撮影はとてもハッピーな現場だった」と笑顔を見せた。

昨年のCM撮影については「真面目な雰囲気だった」と振り返る一方、今年は子どもたちと共演したことで「とても楽しめた」と明るい表情をのぞかせた。

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さらに、前日に行われた撮影については、「喜びを感じた。子供たちも本当によくやってくれた。良いCMができたのではないかと思う」と手応えを語った。加えて、今回のCMテーマである“個性を引き出して強いチームをつくる”というメッセージに触れ、「自分の監督としての考え方とも共通していて良かった」と話した。


【CM制作メイキング】


【大谷・山本・佐々木、3選手への評価】

今季のドジャースは2連覇を果たし、日本人選手の活躍も大きな注目を集めた。記者から“想像を超えた場面はあったか”と問われると、3選手について具体的に言及した。


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<大谷翔平について>

「彼はとても特別な選手。壁を作らず、それを飛び越えてくるような選手だ。来年も自由に、彼らしくプレーし、またMVPを取ってほしい」と期待を寄せた。


<山本由伸について>

「昨年はメジャー1年目ということもあり、慎重にマネジメントしていた。今年は大きく成長してくれた。特に今年は“挑戦させること”を重視した。それが成長につながったと思う」と評価。


<佐々木朗希について>

「彼は若く、1年目として山本とは違うマネジメントを行った。その結果、また異なるタイプの成長を見せてくれた」と明かした。


個性とは何か―「寄り添う姿勢が大事」

“監督として考える個性とは何か”と質問されると、

「選手の人柄や性格を理解し、寄り添う姿勢を見せることを大事にしている。そうしなければ選手は実力を発揮できない」と指導哲学を語った。

 

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大谷選手の4度目となるMVP受賞については「素晴らしいことだ」とコメント。さらに監督自身が大谷に送ったというテキストメッセージも披露した。「“おめでとう。誇りに思う。来年もMVPを期待している。またもう一度優勝しよう”」と送ったと明かした。


来年のWBCに関する日本人3選手の参加については、「出場は彼ら自身が決めること。今シーズンはとても長かったので、投手として身体への負担も大きい。もし出たいということであれば、全力でサポートしたい」と慎重な姿勢をみせた。

 

来季の佐々木朗希投手の起用については、「週に1回、先発投手として起用することを予定している。健康に気をつけ、しっかり休養を取りながら頑張ってほしい」と述べた。


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最後はファンへ感謝

イベントの締めくくりには、「いつも応援してくださり感謝しています」とファンへ感謝を伝えた。また、自身の母が日本人であることに触れ、「日本人選手3人とは、同じ視点で物事を見ることができている。それが良い関係につながっている」とも述べた。


【 デーブ・ロバーツ監督について

1972年5月31日 沖縄県那覇市生まれの元プロ野球選手。

2016年よりMLBロサンゼルス・ドジャース監督を務めている。人とのコミュニケーションを大切にし、選手からもファンからも愛されている。2020年、2024年、2025年ワールドシリーズ優勝。球団史上初の2連覇となった。MLB史上初の日本生まれの監督として知られる。

 

【CM紹介】



 <CM制作スタッフ>

プロデューサー:葭原弓子

監督:曽利文彦

撮影:三代郁也

音楽:北里玲二

 

【感想】

 今回のCMは、今年ドジャースが2連覇を達成したタイミングで、そのチームを率いるデーブ・ロバーツ監督が出演しているというだけで、とても注目度が高いと感じました。また、大谷選手・山本選手・佐々木選手という日本人選手3人が所属していることで、ドジャース自体が今すごく話題になっています。

そんな話題性のあるチームの監督がこのような形で日本のCMに出るというのは、今の時期だからこそ見られる特別感のある企画だと感じました。スポーツをよく知らない人でも、興味を持って見てもらえそうですし、私自身も完成したCMがどんな雰囲気になるのか楽しみです。

 

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取材・文:福西美緒(慶応義塾大学)

 
 
 

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