「JATA海外旅行アンバサダー就任発表会」に岩田剛典が登壇
- プロジェクト事務局 Scketto
- 5月29日
- 読了時間: 10分
一般社団法人日本旅行業協会(以下JATA)が海外旅行の完全復活を目的に展開するプロジェクト「JATA海外旅行プロモーションもっと!海外へ」の海外旅行アンバサダーに岩田剛典が就任。

2025年5月28日、「海外旅行アンバサダー就任発表会」が行われ、アンバサダーの岩田が出演する新WEBCMが初解禁された。
【任命式】

岩田はグレースーツを身にまとい登壇。

岩田は登壇後、JATA海外旅行アンバサダー名刺を一般社団法人日本旅行業協会高橋会長から受け取った。

また、MCのJOYからの「この特大サイズの名刺を100枚渡してこのサイズで配って欲しい」という言葉に岩田は思わず笑顔に。
【トークショー】

MCはJOYが担当。「顔は外国人みたいだが、日本のパスポートでゴリゴリ海外に旅行してます」と発言し会場の笑いを誘った。
岩田の出演する新WEBCMが上映。
2025 年8月6日発売のニューシングル「TORICO」をバックに、ハワイロケのCM、世界への旅をアピールする
WEB CMを日本旅行業協会公式YouTubeにて5月28日15:00より公開。
また、岩田から海外旅行の魅力を伝える「岩田剛典の気ままに世界旅in Hawaii」も同時に公開いたします。
「もっと!海外へ 岩田剛典編」(WEB CM)
「岩田剛典の気ままに世界旅in Hawaii」
岩田は、「海外旅行は目に入る全ての光景が自分の刺激になり仕事へのモチベーションに繋がるから好き。だから今回アンバサダーに就任し光栄な思いでいっぱいだ」と述べた。そんな岩田さんの海外旅行マイルールは、各国のコンビニエンスストアを訪れること、スマホの大容量充重器を持っていくことだそうだ。普段滅多に自撮りをしないという岩田だが、海外では浮かれて沢山撮ってしまうというお茶目な一面も。カルチャーショックとして印象的だったのは、スペインのお昼寝文化「シエスタ」だと語る。お昼の時間の2時間の休憩時間でワインを飲む人もいるのだという。LDHにもシエスタを導入してレモンサワーを皆で飲みたいと語り、会場中が笑いに包まれた。

日本人のパスポート取得率がおよそ17%という数字に驚きを隠せなかった岩田だが、そんな岩田にはパスポートにまつわるエピソードがあると言う。弾丸で友人と韓国旅行に行こうとしたが、空港に到着してからパスポートを忘れたことに気づいたそう。意外と抜けている一面も。そして海外での忘れられないことは、最近フランスパリへ両親を連れていったときのことだそう。家族でフランス旅行に行きたいと夢見ていたお母様。エッフェル塔を前に、夢が叶ったと涙する母の姿を見て思わずグッときたと語る。10〜20ヵ国訪れている岩田だが、いつかシンガポールでライブをしたいと言う。

シンガポールに訪れた際、街中にYOASOBIのポスターが貼られているのを見て憧れの気持ちが生まれたと語る。異国の人々へ日本のエンターテイメントを届けることを素敵だと感じるそう。若い世代の皆さんへのおすすめの場所は、ニューヨークだそうだ。様々な人種の人々がせわしない様子のタイムススクエアは初めて訪れた際に圧倒されたと述べる。
【◯✕クイズ】
会見中盤では、「世界の⚪︎×クイズ」と題して岩田が⚪︎×クイズに挑戦した。クイズは10問中5問以上正解すると景品を獲得できるという形式で行われた。岩田は、クイズは得意かと聞かれると、「行ったことない国については…」と苦笑したが、「(⚪︎×は)50-50(フィフティー・フィフティー)だと思うので頑張ります」と意気込みを示した。

まずは第1問。「アメリカ、ニューヨークの地下鉄車内ではポップコーンを売っているか」という問いが提示された。岩田は過去にニューヨークを訪れた際を振り返り、「昼間に地下鉄に乗った時には売っていなかった」とコメント。また、「大道芸人の方がいるのは見たことがあるが、ポップコーン屋さんはないのではないか」、とこの問いの正解を「×」と予想した。正解も「×」で幸先の良いスタートとなった。続く第2問では、最後まで迷いながらも答えは「⚪︎」であると予想。こちらも見事正解となり、「よかった〜(笑)」と安堵の声を漏らした。第1問、第2問と立て続けに正解した。

序盤こそ順調に正解を重ねたものの、中盤からは苦戦を強いられる展開に。第3問「イタリアではカプチーノは夕食後によく飲まれる」という問いには「◯」と回答するも、正解は「×」。イタリアでは一般的にカプチーノは朝に飲むもので、食後にはふさわしくないとされていることから、不正解となった。
続く第4問「フランスのエッフェル塔では7年に一度色を塗り替えている」という問題では「×」と予想。しかし、実際には7年ごとに塗装が行われており、こちらも正解は「◯」で、連続して不正解となった。岩田は思わぬ苦戦を強いられたが、その後第5問、第6問、第7問と3問連続正解を果たし、後半一気に巻き返す展開に。用意された十問全てに回答することなく挑戦に成功した。
見事クイズに正解し、景品として顔よりも大きいサイズの地球儀を手にした岩田。豪華な景品に対して、「地球儀をもらうのは初めて」「学生時代を思い出す」と笑顔を見せた。さらに、地球儀といえばの芸人・ゴー☆ジャスの名前を挙げて笑いを誘う場面も。しかし「どこの国に行きたいか」と尋ねられると、ゴー☆ジャスの持ちネタ「マダガスカル」ではなく、「エジプト」と回答。岩田らしいユニークな展開で会場を和ませた。岩田は、世界遺産や名所が好きで、エジプトのピラミッドを見てみたい語った。

景品として贈られた特大サイズの地球儀を両手で抱えて、報道陣の写真撮影に笑顔で応じた岩田。

その後今回のクイズについて、「知らないことばかりで難しかった。勘で5問正解できた。確率が高かった」と振り返り、手ごたえを素直に語った。さらにJOYから、「こうした知識は旅行に行ったとき、友達に話したくなるのでは?」と問われると、「豆知識を話せたら通な感じ出る」と笑いながら共感を示し、楽しげなやり取りでクイズコーナーを和やかに締めくくった。
最後に、JATA海外旅行アンバサダーとしての意気込みやメッセージを聞かれると、「アンバサダーとしての初仕事をハワイで行ったが、改めて海外旅行は楽しいと実感した」と語りながら、日本人のパスポート取得率が約17%という現状にも触れ、「以前より海外に行く機会が減っているのかもしれない」とコメント。それでも、「国内では味わえない人、食、光景を、一度きりの人生の中で取り入れて、日々の活力に変えるという体験を、ぜひしてみてほしい」と呼びかけ、「自分もこの立場から、微力ながらも海外旅行の魅力を伝えていけるよう頑張りたい」と今後の抱負を語った。
【旅行業界の現状】

会見では、一般社団法人日本旅行業業界会長の高橋広行氏による挨拶が行われ、旅行業界の現状について話された。
昨年の日本のインバウンド旅行客は過去最高の3687万人を記録し、今年に入っても拡大傾向にある一方で、アウトバンド旅行客はコロナ前の2019年に対して、7割弱程度で、伸び悩んでいるという。加えて、日本人のパスポート保有率は、17%代まで低下している。この様に海外旅行の機会が著しく経過している今、この現状を回復させ、均衡のとれた双方向な国際交流を行うためにJATAでは新しく「もっと!海外へ」と題した様々なキャンペーンを実施すると発表。
加えて、特設サイト上では、魅力的な旅行情報の発信も行なっている。このキャンペーンを更に盛り上げて行くため、6月1日からは「岩田剛典×もっと!海外へ」と題したSNSキャンペーンも開始する予定だ。このキャンペーンでは、海外旅行に行って「#もっと海外へ」のハッシュタグをつけた写真を投稿すると、抽選で岩田剛典が選んだハワイグッズやCDが当たる。
【INFO】
「もっと!海外へ」特設サイト: https://jata-motsutokaigai.com/
「新パスポート取得サポートキャンペーン」を実施中(3月24日より実施中)
【フォトセッション】

握手を交わす、一般社団法人日本旅行業協会高橋会長と岩田剛典。

「もっと!海外へ」パネルを持ち、カメラに笑顔を向けた。

柔らかな笑顔で場を和ませた。
【囲み会見】

Q:「若者があまり海外に行かないということについてどう思ったか?」
岩田剛典:パスポートの取得率が約17%ということが想像よりも低くびっくりした。多分世間の皆さんも同じ感覚だと思う。寂しいという思いもあるし、もっと国外へ出て色々なものを見て自分の人生に取り込んで欲しいと素直に思う。
Q:「とくに印象に残っている国は?」
岩田:アメリカ。グローバルな視野を持てるようになった。自分の生きている世界が広がるような刺激をもらえると思う。洋楽を聞いたりなど普段から触れてきたものは沢山あるのに、意外とそこで止まってしまうというか。自分の足を運んで見たりすることが自分の生活において刺激を与えるような経験になると思う。
Q:「旅行をしていて海外は良いなと思う瞬間は?」
岩田:街歩きが好きなので、景色や日本にはない形の建物が並ぶ国も多く、それらを見るだけで幸福感を感じる。あとはやはり食は大きいと思う。
Q:「『もっと海外へ』にちなんで、もっとこうしたいと思うことは?」
岩田:自分の仕事のキャリアも然り、趣味を見つけたい。それこそ海外旅行が趣味になれば最高だと思う。自分の仕事を忘れてリフレッシュする時間が自分の仕事のモチベーションに繋がると思うので、そのような時間をもっと充実させていきたい。

【感想】


初めての取材でしたが、若者にも馴染みやすいテーマの会見で、とても楽しかったです。旅行が趣味の私にとって、コロナ禍を経た旅行業界の変化はとても興味深い内容でした。イベント中に発表された様々なキャンペーンや、爽やかで非現実気分を味わえる新CMを見て、私も今すぐ旅行に行きたくなりました。この取り組みが、若者達にとってもっともっと旅行に行きたいと思えるきっかけになると信じています!(酒井里愛・早稲田大学)

コロナ禍を経て、日本のみならず、世界中で海外旅行に以前のような活気が戻ってきたであろうと思っていたので、未だ日本人の国外旅行がコロナ前比7割弱までしか回復していないという状況に驚きました。私自身、何度か海外を旅行した経験がありますが、岩田さんが仰っていたように、様々な刺激を受け、視野が広がるきっかけの一つになっていると思います。特に、現地の人々との交流や文化の違いに触れることで、日本では気づけなかった価値観や考え方に出会うことができ、自分自身の成長にもつながりました。多くの人がそのような機会に恵まれるようになると素敵だなと思います。(西小路心結・早稲田大学)

初めての取材で緊張しましたが、とてもワクワクした気持ちで楽しく参加することができました!イベント中に上映された新CM映像の中で、ハワイを満喫する岩田さんの様子を見て自分もハワイに行きたい!と感じました。海外旅行に来ると、「また来れるように仕事を頑張ろうと思える」と岩田さんがおっしゃっていたのを聞いて、自分の仕事のモチベーションに繋がる好きなことがあることがとても素敵だと感じました。私も旅行に行くことが大好きなので、普段の生活をもっと頑張らなければ!と奮起させられました。そして、日本のパスポート取得率がおよそ17%ということがとても驚きでした。この記事が読んでくださった皆さんにとって海外旅行に行きたいと思えるきっかけになれば嬉しいです!(前川理麻奈・法政大学)

日本人のパスポートの取得率が約17%と想像よりも少なく驚きでした。私自身海外旅行の経験がなくパスポートも持っていないのですが、岩田さんが出演されている新CMを見て私もあのように海外を満喫してみたい!とワクワクしました。また、会見中岩田さん自身が20代前半にニューヨークで刺激を受けた経験を熱く語られているのを聞いて確かに海外を旅行することで自分自身を見つめ直すきっかけにもなると感じ、より海外旅行に対して関心を持ちました!この記事やJATAの展開するキャンペーンを通して、私のように今まで海外旅行に触れてこなかった人たちが、「海外旅行って良いかも。行ってみたい。」と感じていただけたら幸いです!(松本裕・お茶の水女子大学)
取材・文:松本裕(お茶の水女子大学)、前川理麻奈(法政大学)、酒井里愛(早稲田大学)、西小路心結(早稲田大学) 撮影:仲西一成、公式提供
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