top of page

地元愛、日本一が決定! ケンミンショー旅アワード2025 授賞式リポート。全受賞者紹介(写真40枚)

更新日:12月2日


ree

『ケンミンショー旅アワード2025』は、ケンミンショー旅アワード実行委員会(読売テレビ放送株式会社、株式会社プログレス)が主催する動画コンテスト。全都道府県民(一般の方はもちろん、動画クリエイター、ローカルインフルエンサーなど)から、“ケンミン愛”あふれる動画を広く募集しグランプリを決める。

 

ree

今回は、リポーター3名の伊藤梨菜(慶応義塾大学)、大場瑛礼奈(東京女子大学)、高武葉咲(津田塾大学)が

授賞式、囲み会見をリポートしました

 

【MC】


ree

ウエンツ瑛士 東京都出身
ウエンツ瑛士 東京都出身

4歳でモデルデビュー。9歳で劇団四季のミュージカル『美女と野獣』のチップ役で役者デビュー。2005年~2016年2月まで小池徹平とのデュオ「WaT」として活動。『第56回NHK紅白歌合戦』にメジャーデビューから史上最短で初出場を果たす。2007年には映画『ゲゲゲの鬼太郎』で主演の鬼太郎に抜擢され、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

 

ゆうちゃみ 大阪府出身
ゆうちゃみ 大阪府出身

2001年生まれ。「令和の白ギャル」として、23年まで雑誌「egg」の専属モデルを務めた。圧倒的な明るさと大阪弁でバラエティー番組やドラマ、CMに出演するなど幅広く活躍中。

 

【ゲスト】


ree
小林幸子 新潟県出身
小林幸子 新潟県出身

1953年12月5日生まれ。1964年10歳でデビュー。79年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなり、日本レコード大賞最優秀歌唱賞をはじめ数々の音楽賞に輝く。同年NHK「紅白歌合戦」に初出場、以来34回出場。

 

羽田美智子 茨城県出身
羽田美智子 茨城県出身

1988年デビュー。1994年公開の映画『RAMPO』でヒロイン役に抜擢され、「日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞。

 

くれいじーまぐねっと UraN、エア、浅見めい
くれいじーまぐねっと UraN、エア、浅見めい

3人からなるクリエイターグループ。2018年にYouTubeチャンネルを開設すると、Z世代から熱狂的な支持を受け、一躍ティーンのカリスマへと成長する。

 

DJ Celly
DJ Celly

盆踊りとDJを融合させた企画で、ボン・ジョヴィのLivin’On A Prayerをプレイした動画が #盆ジョヴィ と称してSNSで拡散され大きな話題となった。Tokyo Olympic 2020では競技DJに抜擢、様々なラグジュアリーブランドやホテル、ディスコイベントなど様々なイベントに多数出演。

 

<ケンミン盛り上げ隊>


ree

相⽥翔吾(地元︓岡⼭)、エイトMAN(アーティスト/地元︓⽯川)、 ⼤久保琉唯(K-1ファイター/地元︓栃⽊)、慶(尾道観光⼤使/地元︓広島)、 JP(滋賀)、スーパー・ササダンゴ・マシン(覆⾯レスラー/地元︓新潟)、 ⽥中友⾹理(フリーアナウンサー/地元︓⿃取・島根)、 ⼟佐かつお(笑顔配達⼈/地元︓⾼知)、直川貴博(フリーアナウンサー/地元︓福島)、 ひかりんちょ(静岡)、ミッチーチェン(タレント/地元︓⼭形)、 向井怜⾐(モデル・⼥優/広島県)横⼭朋哉(K-1ファイター/地元︓群⾺)、 りんごちゃん(⻘森)渡陽⼦(パーソナリティ/地元︓⿅児島県)※50⾳順(一部メンバーが来場しました)


<<授賞式>>

【グランプリ】


ree

グランプリには、永田尚子さんが輝いた。


ree
ree

トロフィーと賞金100万円が贈られた作品は、田舎の実家を思わせるような郷愁や関西らしい温もりにあふれ、クスッと笑える日常が描かれている。永田さんは「大阪を盛り上げたいという思いで応募した。今後も関西の魅力を全国に届けたい」と今後の活動に意欲を見せた。

 

【ケンミンクリエイティブ賞】


ree

ケンミンクリエイティブ賞は、「麺パリおこのみっくす」さんが受賞した。


ree

広島県民のお好み焼きに対するこだわりと熱量を広島カープの実況風に表現したところが高く評価された。

麺パリおこのみっくすさんは「受賞の嬉しさを広島弁のすごいの三段活用の最上級の"ばり"を使い、"ばり"嬉しいと表現します!」とコメントした。クレイジーマグネットのUraNさんは「実況がいい演出だった。食べるシーンを通して、食をアピールしたい気持ちがしっかりと伝わった」とコメントした。

 

【ケンミン方言賞】


ree

ケンミン方言賞は、【キナリムービー】さんが受賞した。

 

"しんで"っというドキッとする言葉から楽しい家族風景を描く名古屋弁の特徴あるムービーが高く評価された。

【キナリムービー】さんは「愛知県の方言や名古屋の魅力をぎゅっと詰まった動画。これからも名古屋の魅力を発信し続けたい」とコメント。UraNさんは「名古屋だけじゃなくても、みんなが共感できる動画だった」とコメントした。

 

【ケンミン旅スポット賞 supported by よみうりランドジュエルミネーション】


ree

「【公式】しんじょう君の⾼知県須崎市」さんが受賞した。

 

受賞したしんじょう君は⾼知県須崎市の公式マスコットキャラクター。頭には、鍋焼きラーメンをモチーフ

にした帽⼦を被っている。株式会社よみうりランド・井上真理⼦さんは、「施設の魅力が伝わるカメラワークとところどころに写るしんじょうくんについ見入ってしまいました。ぜひよみうりランドにも遊びに来てジュエルミネーションに遊びに来ていほしい。」と話した。しんじょう君は、「高知県須崎市にはいいところがたくさんあるので、ぜひ遊びに来てください。ありがとうございました。」とコメントを残した。

 

【ケンミン熱愛グルメ賞supported byフジッコ】

三つの作品が受賞した。

 

ree

一人目の受賞者は、「関⻄格安グルメホテル【⼤阪グルメ】」さん。

 

プレゼンター:フジッコ株式会社 紀井孝之氏
プレゼンター:フジッコ株式会社 紀井孝之氏

審査員は、「こんなスーパーがあるのかという驚きと動画のテンポ感に引き込まれた」とコメントした。

関⻄格安グルメホテル【⼤阪グルメ】さんは、⼤阪の魅⼒を、関⻄弁で⼤阪らしく伝えられるように全

国と差をつけて頑張っており、安くて美味しいお店が多い、⼤阪らしいお店をこれからも楽しく発信してい

くと熱意を語った。

 

ree

二人目の受賞者は、「cocomimi」さん。

 「このような素敵な賞をいただけると思っていなかった、本当にありがとうございます。」と喜びの気持ち

を語った。


ree

三人目の受賞者は、「ゆかり551【全国グルメ】」さん。

 審査員は、「まず、ゆかりさんのキャラが良い。古くから使われている食堂の雰囲気が良く分かる動画でした。実際に訪れてみたいと思わせられました。」とコメントした。ゆかり551【全国グルメ】さんは、「50歳を過ぎて、寝起きで旅をしているだけで賞をいただけるとは思ってなかったです。⼈⽣何があるかわかりません。地道に継続して投稿してきたことがよかったと思ってます!」と語った。

 

【都道府県MVP賞】


みっちーチェン
みっちーチェン

都道府県MVP賞は福島県が受賞した。

 

ree

福島県の特色である“おまんじゅうの天ぷら”をはじめ、地元ならではの食文化を紹介するショートムービーが高く評価されたもの。北海道・東北エリアのクリエイター・みっちーチェンさんと福島中央テレビが選出され、トロフィーと名誉賞が贈られた。みっちーチェンさんは「隣県として関わる機会も多く、受賞はとても嬉しい」と語り、羽田美智子さんも「福島の魅力を改めて感じた」とコメントした。


【ケンミンSHOW賞】

 

プレゼンターは読売テレビ放送株式会社 中島恭助氏(右)
プレゼンターは読売テレビ放送株式会社 中島恭助氏(右)

ケンミンSHOW賞には、愛知県出身のけもずさんが選出。

トロフィーと副賞10万円、番組出演権が授与された。名古屋ならではの“偏見と愛”をユーモアたっぷりに歌い上げた動画が話題を集めた。けもずさんは「名古屋の良さを伝えたくて制作した作品。受賞できて光栄です」と笑顔を見せた。

 

【読売テレビ ✕ JTB トークセッション】


ree
読売テレビ放送株式会社 野瀬慎一氏(左)、株式会社JTB 嶋田幸子さん
読売テレビ放送株式会社 野瀬慎一氏(左)、株式会社JTB 嶋田幸子さん

JTBツーリング事業本部マネージャーの 嶋田幸子 さんによると、JTBは現在、旅行会社の枠を超えて地域の活性化にも取り組んでいるという。47都道府県それぞれの魅力を発信する中で、この企画への参加を決めたそうだ。また、実際に動画で見た場所に行って同じ体験ができることが、本イベントの大きな魅力と評価していた。


【盆踊り】

 

ree
ree

グランプリを受賞された永田尚子さんも含め、MC、ゲストの皆さんで2011年に発表され、和風ロックのサウンドとスピード感のあるメロディで人気になった『千本桜』に合わせて、盆踊りを披露した。

 

ree

 

壇上では、小林幸子さんが『千本桜』を熱唱。


ree

 

ree

ステージを囲むようにケンミン盛り上げ隊の方も、盆踊りを披露。真似しやすいキャッチーな振り付けを、『千本桜』に合わせて、楽しそうに踊る出演者の姿が印象的。まさに、お祭りのようなこの授賞式を表現しているかのような時間だった。

 

【フォトセッション】


ree

ゲストとして登場したウエンツ瑛士、ゆうちゃみ、小林幸子、そして人気クリエイターユニットのくれいじーまぐねっと(UraN、エア、浅見めい)が会場でフォトセッションに応じた。


ree

撮影では、出演者全員が盆踊りポーズを披露。満面の笑みでポーズを決め、会場の雰囲気をさらに盛り上げた。和の伝統を感じさせる演出と、ゲストの個性が合わさった印象的なワンシーンとなった。撮影では、出演者全員が盆踊りポーズを披露。満面の笑みでポーズを決め、会場の雰囲気をさらに盛り上げた。和の伝統を感じさせる演出と、ゲストの個性が合わさった印象的なワンシーンとなった。


ree

 

【囲み会見】


ree

イベントでは「千本桜」に合わせた盆踊りパフォーマンスを披露。会場全体が手拍子や掛け声で一体となる中、小林さん自身も大きな笑顔でステージを楽しんでいました。ダンスを終えた小林さんは、「本当に楽しい時間でした。皆さんが一緒になって踊ったので、私もとても楽しく踊れました。汗かきました(笑)」とコメント。観客との距離がぐっと縮まり、温かい空気に包まれたステージとなりました。


ree

旅番組をはじめ、日本各地を訪れてきた羽田さんに、旅先で“やっぱり地元っていいな”と思う瞬間について質問すると、ふるさと茨城への深い愛情を語りました。「地元・茨城は、利根川を渡ると雰囲気が一気に変わるんです。渡った瞬間、『帰ってきたな』って気持ちになるんですよね。久しぶりに帰省しても、地元の人たちが『おかえり』と声をかけてくれて、ホッとできる。そういう時に、『田舎って、地元っていいな』と感じます。」故郷への温かいまなざしが印象的でした。


海外生活や旅の経験が多いウエンツさんは、少し笑いを交えながら自身の地元について語りました。「僕の地元は、港区や八王子のようにわかりやすく紹介される場所ではないんです。“でもいいところなんですよね”で会話が終わりがちで(笑)。今日のイベントを通して、『自分の地元をもっと盛り上げないと』と思いました。誰かがやってくれるだろうと考えてしまいがちですが、特に海外にいると、自分が主体になりたいと強く感じるんです。」地元への思い、そして地域を盛り上げたいという前向きな姿勢が印象的なコメントでした。

 

ree

新潟出身の小林さんは、故郷に帰った瞬間に感じる“あるもの”が自分の原点だと語ります。「新潟には方言がありまして、帰った時にみんなが方言で迎えてくれる瞬間がすごく嬉しいんです。」飾らないあたたかさが残る新潟の空気に触れると、自然と気持ちがほどけるようだと笑顔で話していました。


ree

大阪出身のゆうちゃみさんは、“大阪らしさ”を象徴する人情文化こそが、地元愛の源だと語ります。「大阪といえば、食と人とのつながりが深く、人の良さを感じられるというイメージがありますが、まさにその通りです。地元に帰ると『おかえり』と声をかけてもらえたり、たこ焼きをおまけしてもらえたりと、大阪のあふれる人情が大好きです。」とコメント。帰省するたびに感じる温かい交流が、地元の魅力を改めて実感させてくれるそうです。

 

【INFO】

 

【感想】


ree

今回の受賞式を通して、登壇された皆さんの地元に対するまっすぐな想いがひしひしと伝わり、とても素敵な時間でした。それぞれの地域を愛し、誇りを持って発信されている姿に胸を打たれ、私自身も“地域の魅力を伝える力”の大切さを改めて感じました。会場全体はお祭りのような熱気と一体感にあふれ、参加者同士の距離を超えて笑顔や拍手が広がっていく空気がとても心地よかったです。また、ショートムービーという短い尺の映像表現がとても印象的でした。行ったことのない土地でも、そのわずかな時間の中で物語が凝縮され、思わず「ここへ行ってみたい」と心が動かされました。短いからこそ想像がふくらみ、旅への興味が一気に引き出される、新しい魅力の伝わり方だと感じました。今回の経験から、地域への愛×映像の力×会場の一体感が、人の心を動かし“旅”を生み出すのだと強く感じました。私もそんな地域の魅力を伝える瞬間に関わっていきたいなと感じました。(大場瑛礼奈・中央)

 

今回の受賞式を取材して強く感じたのは、どの登壇者からも 「ケンミン愛の大きな熱量」 がストレートに伝わってきたことです。ショート動画という短い尺の中に、地元の風景や文化、人の温かさを凝縮しようとするクリエイターの熱量は想像以上で、作品を通して各地に「帰りたくなるような懐かしさ」や「行きたくなるワクワク」を感じました。特に最後に行われた会場が一体となった『千本桜』の盆踊りは、地域を超えた人と人とのつながりを象徴していると感じました。47都道府県それぞれにある魅力が、ショート動画を通じてこれからさらに広がっていく可能性を感じるイベントでした。(伊藤梨菜・左

 

今回の表彰式を取材して、動画を通して地元の文化や魅力を発信する力の大きさを改めて感じました。郷土料理や言葉、風景など、地域ごとの個性が作品の中に自然に表れていて、その思いを受け取った時に「地元を大切にする気持ちってこういう形で伝わるんだ」と心に残りました。

私も普段の生活では気付けない魅力がまだたくさんあるのだと思います。今回の受賞者の皆さんの作品をきっかけに、地元の文化を改めて見つめ直したいと感じました。(高武葉咲・右)


ree
ree

ブースでは、フェイスマスクブランド『LuLuLun』が北海道、東京、山梨・長野、お伊勢、縁結び、九州の6種のブースで展開。

ree

取材・文:大場瑛礼奈(東京女子大学)、伊藤梨菜(慶応義塾大学)、高武葉咲(津田塾大学)

撮影:公式提供、編集部

 
 
 

コメント


ECO
株式会社富士巧芸社

© 2022  FUJIKOOGEI Inc. All rights reserved.

bottom of page