富居玲衣(北海道出身・14歳)『松竹JAPANGPCONTEST2025』グランプリを受賞。
- プロジェクト事務局 Scketto
- 11月25日
- 読了時間: 4分

松竹芸能、松竹エンタテインメント、松竹の合同による、4年ぶりとなる次世代スター発掘のための大型全国オーディション「松竹JAPANGPCONTEST2025」のファイナルが2025年11月22日、都内で開催された。



約8000人の応募者から勝ち抜いたファイナリスト15人から、北海道の中学三年生、富居玲衣(とみいれい)さん(14歳)がグランプリ賞に選ばれた。
【グランプリ】

松竹作品への出演権をかけたオーディションで、富居さんがグランプリに輝いた。名前を読み上げられた瞬間、涙で顔を覆い、審査員で俳優の森口瑤子からティアラをのせられると、こらえきれずにまたも大粒の涙。会場は温かな拍手に包まれた。


富居さんはスピーチで、声を震わせながら、「本当に本当にうれしくて。これまで支えてきてくれた全ての人に感謝したいです」と涙の感謝。
【受賞コメントシーン(動画)】

続けて、「これから精いっぱい、自分らしく唯一の女優になれるよう頑張りたいです」と未来に向けた決意を語った。
【囲み会見】

会見では、グランプリの瞬間を「10番って呼ばれた時、信じられなくて。すぐ客席のお母さんを見ました。本当に感謝でした」と回想。
自身の魅力を問われると、迷わず**「透明感」**と回答。「北海道生まれなので、私の自然体を愛してもらえたらうれしいです」と笑顔でアピールした。
【自己紹介シーン(動画)】
目標とする女優には映画『溺れるナイフ』の小松菜奈を挙げ、「素の魅力が出ている女優さんになりたい」と憧れを語った。

また、この日の司会を務めたなすなかにしとの対面には、まさかの大興奮。「テレビ画面が前にあるのかと思いました!『ラヴィット!』見てるので。本当に芸能人だなって…」と純粋すぎる感想に、会場はほっこり。MCの中西茂樹は「そりゃそうですよ。めちゃくちゃ売れてますから」と自慢げに返し、相方の那須晃行から「なんなの?」とツッコミ。さらに中西は「きょうのために散髪してきました。『散髪している』と書いておいてください」とまさかの“売れアピール”で報道陣を笑わせた。
【受賞者】

左より
ミクチャ賞:岡田翔暉(おかだ しょうき)23歳・埼玉県出身
審査員特別賞:武内星琉(たけうち せある)16歳・兵庫県出身
準グランプリ:吉永潤(よしなが じゅん)17歳・大阪府出身
グランプリ:富居玲衣(とみい れい)14歳・北海道出身
準グランプリ:阿部南愛(あべ なな)15歳・山形県出身
特別賞:佐藤実優(さとう みゆう)23歳・福島県出身
特別賞:嶋貫妃夏(しまぬき ひなた)18歳・宮城県出身
特別賞:高橋日花(たかはし にちか)16歳・兵庫県出身



ミクチャ賞のプレゼンターを務めたクロちゃんが、凛々しい表情で受賞者発表に挑むも、「松竹JAPAN GP コンテプト」と盛大に噛んでしまうハプニング。緊張感の中の“かわいいミス”に、会場は温かい笑いに包まれた。
【審査員・プレゼンター・MC】

左よりなすなかにし様、西麻美様、原央海様、住田崇様、伊東羊介様、富居玲衣様、髙橋敏弘様、大井洋一様、樋口真嗣様、森口瑤子様、中島瑠菜様、クロちゃん様

審査員には、代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘様や、映画「シンゴジラ」監督の樋口真嗣様が登壇した。

過去のオーディション出身者である、21年の『松竹 JAPAN GP GIRLS CONTEST』でグランプリに輝いた中島瑠菜も登壇した。
【INFO】

【感想】

8000人の応募者からファイナルに進んだファイナリストの皆さんは、それぞれが堂々とした表情で授賞式に臨んでいました。そこには、自分を信じ続け、挑戦し続けてきた証のような自信があり、ステージに立つ姿からは、長い道のりを仲間と駆け抜けてきた熱量がひしひしと伝わってきました。取材を通して、努力の積み重ねが生む輝きに触れ、同じ学生として大きな刺激を受けました。また、同オーディションの前回出身者である中島瑠菜さんは、松竹130周年記念作品『TOKYO TAXI』に出演するなど、着実に活躍の幅を広げています。オーディションが未来へと続く大きな扉になっていることを感じると同時に、今回グランプリに輝いた富居さんの今後の飛躍にも期待が高まります。数年後、この場から新しいスターが生まれていく瞬間を、今日目撃したのかもしれないなとワクワクした気持ちになりました!(前川理麻奈)

8000人の中から選ばれたファイナリストの皆さんは、それぞれに唯一の輝きを放っていました。笑顔の奥には緊張も見え隠れし、今日までどれほどの思いを抱えて準備を重ねてこられたのかが伝わってきました。
グランプリを受賞された冨居玲衣さんは、若さの中にしなやかな芯があり、前向きなオーラがとても印象的でした。今後のご活躍が楽しみでなりません。

また、以前取材させていただいた、元フジコーズの多田七帆さんも、変わらず愛らしい笑顔で終始ステージに立たれていて、その姿がとても素敵でした。ファイナリストの皆さんにとって最も大切な瞬間に立ち会うことができ、私自身も胸が締めつけられるような、貴重な緊張と感動を共有させていただきました。
取材・文:前川理麻奈(法政大学・右)、漆間虹美(東京藝術大学・左)






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