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メジャーデビュー2周年のUNFAIR RULE×「ショードラ」コラボ!山本珠羽&南海奈が語る、ショートドラマ『UNFAIR RULE REAL STORIES』の魅力

16 時間前
読了時間: 13分

2026年10月にメジャーデビュー2周年を迎えるアーティスト『UNFAIR RULE』と、縦型ショートドラマを制作する「ショードラ」とのコラボレーション企画として、ショートドラマ「UNFAIR RULE REAL STORIES」が制作されました。


本企画では、UNFAIR RULEのヴォーカル・山本珠羽さん自身の実体験や、バンド結成から現在までのストーリーをもとに、人気楽曲「非行少女」「内緒」の2曲を原作としたショートドラマが制作されています。


左:南海奈、右:山本珠羽
左:南海奈、右:山本珠羽

原作者である山本珠羽さんと、主人公・珠羽役を演じた俳優の南海奈さんのインタビューをお届けします!


【ショートドラマ「UNFAIR RULE REAL STORIES」】

●企画:UNFAIR RULE メジャーデビュー2周年記念ショートドラマ

●監督:廣田純平

●出演:南海奈、冨波心、上田心暖、髙木駿佑、渡辺潤、川連廣明、吉岡美華、下垣真香、吉田晴登、植野花道、村澤瑠依、染矢彪我、杉浦寛佳

●公開:「非行少女」10月16日、18日、「内緒」10月21日、23日

●TikTok・Instagram・YouTube Shorts「ショードラ/SHOW DRAMA」にて無料公開


<作品について>

【非行少女】

高校時代、同級生からのいじめによって夢を諦めざるを得なくなった主人公。先生も同級生も信じられなくなる中、保健室の先生だけが静かに彼女を見守ってくれていた。やがて主人公は、学校という狭い世界から飛び出し、上京することを決意します。



【内緒】

上京した主人公は、東京で出会った同業者の男性と恋人のような時間を過ごすようになります。しかし、「好き」と伝えれば二度と会えなくなるかもしれない。そんな怖さから、最後まで二人の関係に名前をつけることができないまま別れを迎えます。言えなかった「好き」が、誰にも明かせない「内緒」として残り続ける物語です。



【山本珠羽(UNFAIR RULE)】

 


<プロフィール>

UNFAIR RULE(アンフェアルール)

岡山発、山本珠羽(Gt.Vo.)、悠瑞奈(Ba.Cho)、杉田崇(Dr.Cho.)からなる3ピースバンド。

2026年10月にメジャーデビュー2周年を迎える、今注目のロックバンド。

ヴォーカル・山本珠羽の実体験やリアルな感情を描いた楽曲が、同世代を中心に絶大な支持を集めている。


──自身の実体験や楽曲がショートドラマになることへの思い


Q) まずは共通の質問からお伺いし、その後、個別に質問させていただければと思います。今回、UNFAIR RULEの楽曲や山本さんご自身の実体験がショートドラマになると聞いたとき、どのようなお気持ちになりましたか。


山本珠羽:私の歌は、誰にどう届いているのかが、なかなか見えない部分があります。

自分の中には、実体験をもとにした曲があって、その思い出も鮮明に残っています。でも、その経験を全く知らない人が、この曲をどう捉えているのかということは、ずっと気になっていました。今回、自分の実体験が目に見える形になり、温度感のある演技も加わることで、私の思い出がより鮮明に描かれた映像になると聞いて、私自身も不思議な気持ちでしたし、お客さんがどう受け止めるのかという不安も少しありました。でも、完成した作品を見てみると、ショートドラマにはショートドラマならではの良さがあって、ショードラの中で私の曲が生きているように感じました。

私自身にとっても、別の解釈の曲になったと思います。私自身の解釈と、皆さんが聴いてくださる中で生まれる解釈、そしてショートドラマの中での解釈。それぞれができたことで、より楽しめるようになりましたし、お客さんにも曲の思いを鮮明に伝えられるようになったと感じています。とても嬉しかったですし、いい企画だなと思いました。



──楽曲に込めた思いと、演技を通して感じたこと


Q) 山本さんが楽曲に込めた思いと、南海奈さんが演技で表現しようとした思いについて、お互いに「ここは特に印象的だった」と感じる部分があれば教えてください。


山本珠羽:いじめっ子に足を引っかけられて転ぶシーンで、南さんがいじめっ子に少しおびえたような表情をしていたのが印象的でした。その表情を見たとき、いろいろなことが鮮明によみがえった瞬間がありました。

実際には、あそこまで直接的にやられたということはありませんでしたが、当時の自分の思い出が一気によみがえったんです。ただ、フラッシュバックしたものの、トラウマのようにネガティブに捉えるというよりは、「こういうこともあったな」とポジティブに思い出せたことが、私にとってはすごくよかったです。

その出来事から5、6年ほど経っていますが、少し前を向いて当時のことを思い出せるようになったんだな、と自分自身の進化も感じました。南さんの演技を通して、そうした自分の成長にも気づくことができました。


Q)いろいろなことを感じられたんですね。今回の作品を通して新しく気づいたことや、印象が変わった部分も、ご自身の中での解釈の変化ということでしょうか。


山本珠羽:そうですね。当時のことを思い出すと、つらい気持ちになることもあると思っていました。先生に呼び出されて、いじめっ子と向き合って話すシーンなどは、実際の出来事がそのまま再現されているように感じました。でも、自分の記憶を思い出しても、ものすごく嫌な気持ちにはならなかったんです。

作品の中ではつらい思い出として描かれていますが、私自身の経験を振り返ると、その出来事があったおかげでバンドに専念できるようになりましたし、バンドの道を選ぶきっかけにもなりました。

そうした経験を、今ではありがたいことだったと、ポジティブに捉えられるようになったんです。

今回の作品を通して、自分自身の心境の変化を知ることができました。ショートドラマのおかげですね。



──当時の経験と現在の音楽活動とのつながり


Q)「非行少女」には、保健室で過ごした時間や、看護師になるという夢から音楽の道へと進んでいく姿が描かれています。今振り返ってみて、当時の経験は現在のご自身にどのようにつながっていると感じますか。


山本珠羽:そもそも「非行少女」という曲をリリースするかどうか、すごく悩んでいました。

私自身の限られた実体験がもとになっているので、誰にでも共感してもらえるような経験ではないと思っていたんです。そのため、この曲がどのように広がっていくのか、不安もありました。でも、リリースしてから今まで、「この曲に救われました」と言ってくれる人がすごく多くて。この曲をきっかけに好きになってくれた人も、本当にたくさんいると思います。それに、歌い続ける中で、私にとっての味方や心の支えだった保健室の先生、数少ない友達、福祉の先生などの存在についても、改めて考えるようになりました。

当時、私の味方になってくれる人は本当に少なくて、友達も1人、2人というくらいでした。でも、今ライブで歌っていると、目の前には本当にたくさんのお客さんがいてくれます。自分の味方が増えたような感覚があるんです。

いじめがあったおかげで、バンドに専念することができましたし、音楽の道を選ぶこともできました。そして、この曲を書いたことで、私のことを好きになってくれる人もたくさん増えました。だからこそ、この曲を書かせてくれてありがとうと思うし、バンドを選ぶきっかけをくれてありがとう、という気持ちがあります。今では、かなりポジティブに考えられるようになりました。



──音楽活動における創作の原動力と大切にしていること


Q)音楽活動を続ける中で、創作の原動力になっているものや、変わらず大切にしていることはありますか。


山本珠羽:自分が苦しかったときの思いですね。すごく残酷なことですが、苦しかったり、悲しかったりしたときのほうが、曲を書けてしまうことがあります。もちろん、幸せな出来事を切り取って曲にすることもできますが、苦しい思いや過去のトラウマが原動力になっていることは多いです。

人から言われた言葉や、人間関係での出来事もそうですね。私は人付き合いが特別得意なわけではないので、そうした経験も曲につながっています。いじめなど、過去の傷となった経験には、そのおかげで強くなれた部分もあれば、逆に強くなれない瞬間もあります。でも、今でも強くなれない瞬間があるからこそ、曲を書き続けられるのだと思います。また、その経験を乗り越えてきたからこそ、「今はもう大丈夫」と思えることもあります。

どんな曲を書くにしても、失敗やつらい思いをした人のほうが、同じような経験をした人の気持ちを理解してあげられると思うんです。そうした経験があるからこそ、救える人の幅も広がりましたし、私自身、人に優しくなれたと感じています。幸せな曲を書くときも、つらい曲を書くときも、結局は過去の傷やトラウマが原動力になっているのかもしれません。


Q)そうした経験が音楽へと昇華されていくことで、ご自身のなかでその経験を受け入れられるようになった、ということもあるのでしょうか。


山本珠羽:私は曲を書くことで、自分自身も救われています。でも、曲をリリースして、ライブで歌い、お客さんから感想が届いたときに、改めて感じます。もし自分が苦しい思いをしていなかったら、今のようにお客さんの心に寄り添うことはできなかったかもしれません。

自分の経験が誰かに届いて、皆さんが反応してくれたり、「この曲のおかげで頑張れました」と言ってくれたりすることも、私にとって大きな原動力になっています。


Q)今回の作品にちなんで、ひと言で表すとしたら、どんな言葉を選びますか?


「私」とかわいいイラストで書いてくれました。
「私」とかわいいイラストで書いてくれました。

<SNS>


【南海奈】


 

<プロフィール>

2003年12月14日生まれ、神奈川県出身。俳優・モデルとして、数々のドラマ、CM、MV、ショートドラマに出演。SNS「新潟の工場女子」のメイン(総フォロワー24万人)としても活躍中。


──楽曲や実体験がショートドラマになることへの思い


Q)まずは共通の質問からお伺いし、その後、個別に質問させていただければと思います。今回、UNFAIR RULEの楽曲や山本さんご自身の実体験がショートドラマになると聞いたとき、どのようなお気持ちになりましたか。


南海奈:ワクワクしましたね。「内緒」という曲に共感できるところがあったので、その奥にはどのような出来事や思い出があったのだろう、それを自分はどう演じられるのだろうと思っていました。

ワクワクと、少しドキドキする気持ちがありましたね。



──楽曲に込められた思いと、演技を通して感じたこと


Q)山本さんが楽曲に込めた思いと、南さんが演技で表現しようとした思いについて、お互いに特に印象的だった部分はありますか。


南海奈:個人的に印象的だったのは、「非行少女」の後半で涙を流すシーンです。

いじめのトラウマによって涙が出て、話せなくなってしまう場面なのですが、そこは演じるうえでも特に苦戦した部分でした。山本さんが実際にそうした経験をされていたと知り、いろいろと考えさせられました。

同じような経験をしている子は、残念ながら多くいると思うんです。それほど苦しくて、つらくて、どうしようもなかった経験を楽曲に変換したんだということが、すごく印象に残りました。


「非行少女」
「非行少女」

──作品を通して気づいた山本さんの新たな一面


Q):今回の作品を通して、山本さんについて新しく気づいたことや、印象が変わった部分はありましたか。


南海奈:過去のことを知っていくと、山本さんは強い方だなと感じました。芯の強さというか、人間としての底力のようなものを感じましたね。楽曲を聴いているだけでは分からなかった部分に触れることができました。

あれだけつらい経験をしたら、心が折れてしまってもおかしくないと思うんです。それでも、「非行少女」の最後に「夢を変えてくれてありがとう」という言葉を込められること、そして、それを曲にできることが、本当にすごいなと思いました。


──実在する人物を演じるうえで大切にしたこと


Q)今回は、実在する山本さんをモデルにした主人公・珠羽を演じられました。役作りにあたって特に大切にしたことや、実在する方をモデルに演じるうえで難しかったことはありますか。


南海奈:やはり、リアリティを大切にしました。台本をいただいたとき、実際に生きている人の物語だという感覚がありました。実際にこの経験をした人がいるというだけで、役へのアプローチも変わりましたね。

また、自分の学生時代にも、同じような思いをしていた人がいたかもしれないと考えることもありました。

単に役に入り込んで演じるというよりも、自分が生きてきた歴史の中の1ページとして、その経験を捉えるようにしました。自分自身の経験と結びつける作業を大切にしたんです。

実際にあった出来事を、どうすれば見ている方にも共感していただけるように演じられるのか。それをすごく考えました。



──楽曲の世界観をどのように演技へ落とし込んだのか


Q)もともと楽曲として表現されていた世界観を映像の中で演じるにあたって、歌詞から受け取った感情やメッセージを、どのようにご自身の演技に落とし込んでいきましたか。


南海奈:「内緒」はもともと知っていたのですが、「非行少女」は今回の出演をきっかけに聴き始めました。

台本をすべて頭に入れたあと、「ここから珠羽はどんな曲を作ったんだろう」と思って聴いてみたんです。すると、思っていた以上にポップというか、バンドらしい曲調だったので、そこにびっくりました。もっと暗く、重く歌うこともできたはずなのに、それを笑い飛ばすというか、ぱっと気持ちよく歌い上げているところが印象的でした。

そこから、山本さんは負けず嫌いな方なのかな、という印象がさらに強くなりました。自分の経験と楽曲をしっかり切り分けている方なんだな、とも感じましたね。楽曲は楽曲として、自分の経験は自分の経験として捉えている。そのことへの理解が、より深まったように思います。


「内緒」
「内緒」

──今回の出演を通して得た気づきと、今後挑戦したいこと


Q)最後に、今回の出演を通して新たに気づいたことや、俳優として今後挑戦してみたいことがあれば教えてください。


南海奈:今回は実話をベースにドラマを作るということで、これまでのお芝居とは違うアプローチが必要だったのが、とても新鮮でした。これからも機会があれば、実話をベースにしたドラマに出演してみたいです。

一方で、この世界には存在しないようなファンタジー作品にも挑戦してみたいですね。

作品によってアプローチの方法が変わるということが、今回とても印象的でした。だからこそ、今後は自分に近い役柄も、今回とは正反対の役柄も、いろいろと演じてみたいと思いました。


Q)役作りそのものがお好きなんですか。


南海奈:そうですね。自分と共通する部分を見つけて、役の感情を自分の中に取り入れ、そのとき自分ならどうしたいかを考えながら、役に近づけていく作業を行うんです。

今回は、自分自身の高校時代の出来事とも重ね合わせながら役作りができたことが、楽しかったですね。


Q) 今回の作品にちなんで、お互い(山本さん)の印象をひと言で表すとしたら、どんな言葉を選びますか?



【感想】

今回のインタビューを通して印象に残ったのは、過去のつらい経験も、表現することで誰かの心を支える力になり得るということです。山本さんは、自身の実体験をもとにした「非行少女」のリリースに悩んだ一方で、楽曲を通じて多くの人から「救われた」という声を受け取ってきたといいます。自分の経験を音楽にすることは、同じような思いを抱える人とつながることでもあるのだと感じました。また、実体験をもとにした楽曲がショートドラマになることで、視聴者に新たな解釈を届けるだけでなく、楽曲を生み出したご本人にも新たな気づきがあったそうです。これができたは、南さんがリアリティを大切にし、真剣かつ丁寧な役へのアプローチをされたからこそだと考えます。音楽と映像、それぞれの表現が重なり合うことで、一つの作品が持つ可能性はさらに広がっていくのだと感じました。



取材・インタビュアー:塚島朱音

撮影:編集部

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