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前田敦子さんが『ベストバディアワード2026』初代受賞 ペットは「家族」、20年以上の絆と感謝を語る

  • 1 日前
  • 読了時間: 6分

公益社団法人日本獣医師会は4月23日、東京国際フォーラムにて第1回「ベストバディアワード2026」授賞式を開催した。人と動物とのより豊かな共生社会の実現を目的に創設された同アワードの初回受賞者には、俳優の前田敦子さんが選ばれた。授賞式とトークセッションでは、前田さんが長年ともに暮らしてきた愛犬・愛猫とのかけがえのない日々や、子どもと動物が自然に寄り添う暮らしについて、あたたかな言葉で語った。

 

【前田敦子さんが登壇】

 公益社団法人日本獣医師会が創設した「ベストバディアワード」は、「動物との暮らし」の価値や魅力を社会に広く発信し、その普及に大きく貢献した人物を表彰するもの。記念すべき第1回では、動物との暮らしの魅力を自然体で伝え、多くの共感を集めてきた前田敦子さんが初代受賞者に選ばれた。

 


真っ白なAラインのロングドレスに身を包んで登場した前田は、ふんわりとしたパフスリーブが印象的な華やかな装いで、会場を一気に明るい多幸感で包み込んだ。

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左:上野弘道氏
左:上野弘道氏

授賞式では記念品が贈呈され、前田さんは「第1回という記念すべきタイミングで素敵な賞をいただけてうれしいです」と笑顔。さらに「相棒たちに感謝ですね」と、日々をともに過ごす動物たちへ思いを寄せた。



「Thanks Buddy Project」が目指す共生社会

 

上野弘道氏
上野弘道氏

イベント冒頭では、公益社団法人日本獣医師会 人と動物の共生推進委員会 委員長の上野弘道氏が、日本獣医師会による「Thanks Buddy Project」について説明した。

 

上野氏は、動物は人に癒やしを与える存在であるだけでなく、近年の研究では動物自身も幸せを感じていることや、人と人とのつながり、社会の安定、場合によっては財政面にも良い影響を与えることが分かってきていると紹介。「社会も良くなり、動物も良くなる、そういう循環のある社会を作っていきたい」とプロジェクトへの思いを語った。

 

【トークセッション】

子どもとペットの暮らしに「いい影響しかない」


左:小林元郎氏
左:小林元郎氏

トークセッションには前田さんのほか、上野氏、成城こばやし動物病院代表の小林元郎氏が登壇。「One Health 人とペット双方向の幸せ」をテーマに、人と動物の関係について語り合った。


 

上野氏は「One Health」について、人と動物、さらに環境や社会環境まで含めて相互に関係し合っている概念だと説明。人が犬を見て幸せを感じるだけでなく、犬もまた人を見て幸せを感じていることが分かっているとし、そのつながりは社会全体にもさまざまな影響を及ぼしているとした。



これを受けて前田さんは、「いい影響しかないですよね。癒やされますし、通じ合えるじゃないですか」と共感。自身の子どもが生まれた頃を振り返り、「猫たちも絶対に悪さしないで、見守っていてくれていました」と明かし、「一緒に大切に思ってくれているんだって感じましたね」としみじみ語った。

 

「泣いているときに、そっと手を置いてくれた」


さらに上野氏は、見つめ合うことでオキシトシンが分泌されることや、犬が涙を流すこともあるなど、人と動物の絆が科学的にも明らかになってきていると紹介した。

 

前田さんはこれに驚きながらも、「心配してくれているな、一緒に悲しんでくれている」と感じた経験は気のせいではなかったのかもしれないとコメント。「泣いているときに、そっと手を置いてくれたことがあった」と振り返り、犬や猫も同じように愛情を示してくれているのではないかと目を細めた。

 

また、動物たちとの日常については「玄関まで追いかけてくる子もいれば、帰ってくるまでずっと待っている子もいる」と紹介。そんな姿を見るたびに「ごめんね、早く帰ろう」と思うと語り、愛おしい日々の一コマを明かした。


 

 子どもとペットが“密集して一緒にお昼寝”

トークは子どもへの影響にも及んだ。上野氏は、動物とともに育つことで情緒面が育まれ、責任感や社会性にもつながる可能性があると説明。幼少期から犬や猫と一緒に暮らすことが、将来的なアレルギーの発症リスクに関係するという研究結果にも触れた。


 

前田さんは「すごいですね」と驚きつつ、自身の子どもには今のところアレルギーがないことも明かした。さらに、ほほえましいエピソードとして「猫ちゃん、ワンちゃんは温かい場所が好きなので、子どものところに集まるんです。密集して一緒にお昼寝をしていましたね」とにっこり。「見ているだけでも幸せですし、本人たちも幸せなんだろうなって」と笑顔を見せた。

 

“家族”として寄り添う存在に救われる日々

イベントでは一般から寄せられた“ペットに救われたエピソード”も紹介された。これを受けて前田さんは「家族ですからね。本当に救われることだらけです」とコメント。「感情を全部キャッチしてくれるので、うそをつけない。何か感じ取ってくれるし、すごく寄り添ってくれる」と語り、体調が悪いときにそばで眠ってくれることもあると明かした。


また、近所の八百屋にいる猫との交流にも触れ、「おはよう」「また来るね」と子どもが毎日あいさつをしていることを紹介。動物の存在が地域の人との自然なつながりを生んでいる様子も伝えた。

 

 

 


【囲み会見】

ベストバディは昨年亡くなった愛犬・ココア



囲み取材では、前田さんにとっての「ベストバディ」についても質問が飛んだ。前田さんは、昨年17歳で亡く

なったトイプードルのココアの名前を挙げ、「その子が一家の主みたいな存在で、その子のおかげでペットたち

の中にいい関係ができていった」と回顧。「いまだに一番大切で、感謝している存在だ」と深い愛情をにじませ

た。 

■ 動物愛の原点は「命の約束」 

前田さんの動物愛の原点は、小学生の頃に飼ったジャンガリアンハムスターにある。そこには母との「命の約束」

があった。 「当時は母から『命を預かるのは簡単なことじゃない』と厳しく反対されたが、どうしても諦めきれず、『ハムスターなら自分で責任を持って飼える』とプレゼンして、ようやく認めてもらった」といい、幼少期から「命への責任感」を学んできた背景を振り返った。


■ ペットは「家族の一員」という価値観 

現在は猫1匹と暮らし、実家にも猫や犬がいるという。ペットについては「1匹というよりは1人と考えている。

たくさんの家族がいる感覚で接している」と表現し、長年寄り添ってきた存在への変わらぬ愛を語った。


■ 動物と生きる幸せを伝えるメッセージ 

イベントの最後には、「ずっとかわいいペットたちの話をしていると、それだけで癒やされて涙が出そうになる」

と笑顔を見せ、「どうか迷っている人も家族を迎え入れて、幸せな時間を過ごしてほしい」と呼びかけた。 

動物とともに生きる日常のぬくもりや、家族として寄り添うかけがえのない存在の大切さを、前田さんの言葉が

あらためて感じさせる授賞式となった。

 

【info】


日本学術会議が公益社団法人日本獣医師会と共同主催する「第41回世界獣医師会大会」

 

【感想】

今回の取材で一番の驚きは、幼少期に動物と暮らすことが「真の意味で体にいい影響を与える」という科学的根拠を知ったことです!私自身、犬猫は大好きなのに重度のアレルギーで触れ合えないのが悩みでしたが、この事実は本当に目から鱗でした!

​かつてハムスターを飼っていた際、言葉が通じなくても感情が伝わってくるあの小さな温もりに何度も救われました。だからこそ、動物との絆が持つパワーには心から共感します!未解明なことも多い「人と動物の絆」ですが、これからどんな新しい発見があるのか、楽しみで仕方がありません!

 

取材・文:五百旗頭優里(上智大学)

撮影:編集部

 
 
 

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