美香、ヘラヘラ三銃士 まりならが受賞＜登壇者全員紹介＞『Japan Inner Beauty Award2025』
- プロジェクト事務局 Scketto
- 10月7日
- 読了時間: 9分
更新日：11月1日
フランス発の美容専門誌『ヌーヴェルエステティック 日本版』が主催する『Japan Inner Beauty Award』の第一回目となる、『Japan Inner Beauty Award2025』受賞記者会見が行なわれた。
リポート２本目は、受賞者全員をご紹介します。
【女優賞：松本まりか】
リポート１本目で紹介
【モデル賞：美香】
日本のファッションモデルで、女性誌を中心に活躍している。ナチュラルで上品な美しさが特徴で、特に30代〜40代の女性から支持を集めている。主に『美人百花』や『Domani』など大人向けのファッション誌に多く登場し、ファッションだけでなく、美容やライフスタイルの分野でも影響力がある。また、結婚・出産後も変わらないスタイルと品のある雰囲気で「憧れのママモデル」としても人気。
モノトーンのシックで華やかなロングドレスに身を包んだ美香さんは、記念の盾を受け取ると「このようなステキな賞を誠にありがとうございます。これからもファッションと美容を通して前向きなパワーを皆さまにお届けできるように頑張っていきたいと思います」と笑顔を見せた。
細身のシルエットとツヤのある生地感が、スタイルの良さを際立たせる、シックで大人の女性の品格を感じさせるドレス姿を披露した。
モデル賞のプレゼンターはelite Japan株式会社代表取締役の黒田美耶さん。
黒田さんは、長年にわたりモデル業界の発展に尽力してきた人物で、数多くのトップモデルを世界へと送り出してきた。国内外のファッションシーンを熟知する立場から次世代のモデルたちの育成にも力を注いでおり、そのプロフェッショナルな視点と温かい人柄で業界内外から厚い信頼を得ている。今回の授賞式では、受賞者たちの努力を讃える印象的なスピーチを行った。
【クリエイター賞：ヘラヘラ三銃士 まりな】
クリエイター賞は3人組YouTuber「ヘラヘラ三銃士」のまりなさんが受賞した。
「ヘラヘラ三銃士」は、飾らないトークとユーモアあふれる企画で若い世代を中心に絶大な支持を集めており、女性たちの共感を呼ぶリアルな発信で知られている。
その中でもまりなさんは、持ち前の明るさと抜群の表現力で多くのファンを魅了し、動画だけでなくSNSやイベントでも幅広く活躍。個人としても美容やライフスタイルの発信に力を入れ、自分らしさを大切にする姿勢が多くの女性に勇気を与えている。
クリエイター賞のプレゼンターはネイリストの黒崎えり子さん。
黒崎さんは、日本のネイル業界を牽引してきた第一人者として知られ、数々の有名人やモデルのネイルを手がけてきた。繊細で芸術的なデザインセンスと、指先から「女性の美しさ」を引き出す技術力で高く評価されている。また、ネイルサロンのプロデュースやスクール運営、国内外でのセミナー開催など、多方面で活躍しており、ネイルを通じて“美の可能性”を広げ続けている存在。
首元のリボンタイとパフスリーブが特徴的な、クラシックで女性らしい印象のフレアドレスに身を包んだまりなさん。昨年は化粧品検定一級を取得し、独自の美容液を開発するなど美容に力を入れてきたと話すまりなさん。
「美容も外側だけじゃなくて、内側からのケアもすごく大事っていうことを発信してきていて、このような結果で、賞を受賞することが出来て本当にうれしいです。」と喜びを口にし、「美容の大切さ、すばらしさをこれからも伝えていけたらなと思います」と笑顔でコメントした。
【経営者賞（女性部門）】
株式会社JULIA IVY 福井仁美
経営者賞（女性部門）としては、眉毛美容文化の創出と女性の自己表現支援を評価された株式会社JULIA IVY 代表取締役社長の福井仁美さんが受賞した。福井さんは、「眉毛はその人の個性と自信を映すパーツである」という考えのもと、眉毛美容という新たな文化を日本に根づかせた先駆者として知られている。
JULIA IVYを通じて、美を外見だけでなく“内面の在り方”と結びつける独自のブランド哲学を展開し、数多くの女性たちに自己表現の手段としての美容を提案してきた。また、経営者としても、サロン事業やプロダクト開発だけでなく、女性のキャリア支援・教育活動にも積極的に取り組み、「自分らしく輝く女性」を社会に増やすことを使命として活動している。
今回の受賞では、眉毛美容を通じて女性たちの自己肯定感を高め、内面の美しさを引き出す取り組みが高く評価された。彼女の歩みは、美の枠を超えて“生き方の提案”へと進化しており、真のインナービューティーを体現する経営者として注目を集めている。
やわらかなパステル調の水色が全体を包み清楚で落ち着いた印象で、格式と上品さを兼ね備えた和装姿を披露した美香さんは、「本日は大変栄誉ある賞をいただき本当にありがとうございます。」と感謝を述べ、「新たな職業や文化を作るということで日本の未来を創っていき、今回の受賞を糧に今後も事業を展開していければと思っております。」とにこやかに話した。ナチュラルなヘアスタイルと穏やかな笑顔が、和装の持つ優雅さを一層引き立てており、日本的な美しさと知性を感じさせるスタイルで登場した。
プレゼンターは元ショートトラック・スピードスケート日本代表で、現在はヘルスケアスペシャリスト、一般社団法人ナチュラルボディバランス協会代表としてマルチに活躍する勅使河原郁恵さん。
勅使河原さんは、内面からの美しさを重視したライフスタイル提案を行う専門家として知られ、これまでに多くの女性たちへ向けて「心と体の調和」をテーマにした発信や講演を行ってきた。
美容・食・マインドケアなどを総合的に捉えるそのアプローチは、まさに“インナービューティー”の理念そのものを体現している。授賞式当日は、受賞者である福井仁美さんの功績に深い敬意を示しながら、「外見の美しさは、内側から生まれる自信と調和があってこそ輝くもの」と語り、インナービューティー業界における女性リーダーたちの挑戦を力強く称えた。その落ち着いた立ち居振る舞いと、言葉に込められた温かいメッセージが印象的なコメントを残した。
【企業大賞】
企業大賞にはグランプリに資生堂株式会社インナービューティ事業部と株式会社プロラボホールディングス、準グランプリに日清食品ダイレクトマーケティング株式会社が選出された。
写真左から順に
DJふぉい
勅使河原郁恵
株式会社プロラボホールディングス代表取締役会長兼CEO 佐々木広行
資生堂ジャパン株式会社 インナービューティー事業部事業部長 益田顕慶
日清食品ダイレクトマーケティング株式会社 代表取締役社長 佐藤真有美
ISSEI
【経営者賞（男性部門・女性部門）】
経営者賞（男性部門）はドクターセラム株式会社代表取締役の吉川育矢さんが受賞した。
彼は2005年に会社を設立し、独自のシルクフィブロインを使用した化粧品や健康食品の企画・製造を行っている。健康と美に関する商品開発に情熱を注ぎ、20年間の経験を活かして、消費者に喜びと満足を提供することを目指している。
写真左から佐藤真有美、吉川育矢、益田顕慶、まりな、松本まりか、美香、佐々木広行、福井仁美、花上哲太郎
開会に伴って本授賞式の主催者である美容経済新聞社 代表取締役の花上哲太郎さんが登壇した。
花上さんは「受賞者の皆様には心からの経緯を表します。この授賞式を実現するにあたって関係者の皆様、スポンサーの皆様、参加者の皆様のご協力が不可欠でした。改めて深く感謝申し上げます。この受賞は日々の一人一人のスタッフの献身あっての賞であり、全員の努力の結晶であると確信しております。」と感謝の気持ちを述べ、「インナービューティ市場のさらなる活性化と皆様のご活躍を祈念してご挨拶とさせていただきます。」と今後の展望で締めくくった。
来賓としては、自由民主党衆議院議員の野田聖子さんが登壇した。
野田さんは「インナービューティの市場を、新たな産業を取り入れながらそして世界の基準を超えていくような産業にしていきたいと思っております。そのうえで、今回の授賞式は大きな一歩になると思います。今日はこのような素晴らしい会にお招きいただき誠にありがとうございます。今後も皆様が迷い道に入ったとき、法律などをもって暖かい国を作っていきたいと思っております。」と今後の展望を凛とした表情で語った。
スーツに身を包みにこやかな表情で写真を撮る花上さんと野田さん。
【協賛ブース紹介】
協賛ブースには各企業のインナービューティーに関する製品の体験ができる展示が設けられて、リポーター２名が体験しました。
株式会社 プロラボホールディングスのブースでは、酵母・植物性乳酸菌で自然発酵させた様々な酵素飲料などがラインナップ。「酵素栄養学」に着目した酵素ドリンクを体験できた。
日清食品ダイレクトマーケティング株式会社のブースでは、ヒアルモイストシリーズがラインナップ。からだの中のヒアルロン酸に着目したヒアルモイスト乳酸菌を配合した美容ドリンクや、簡単に摂取できるサプリメントが展示されていた。ブース担当者は、食品会社ならではの美味しさにもこだわったと話していた。
資生堂ジャパン株式会社のブースでは、 10種類の美容成分を配合したザ・コラーゲンシリーズがラインナップ。実際のドリンクをいただくこともでき、手軽にコラーゲンを摂取できると人気を集めている。
ドクターセラム株式会社のブースには、Beauty Fermentation Shot Serum シリーズや、Serum-SilkFibroin シリーズがラインナップ。内服による中性脂肪、血糖値、コレステロールの低下作用が期待されている。
凸版クリエイティブパートナーズ株式会社のブースでは、カラダ思いなブレスケアシリーズがラインナップ。さっぱりとしていて、美味しい味にまでこだわった商品を体験できた。
【INFO】
ヌーヴェル日本版（LNE）公式サイト with美容経済新聞：https://bhn.jp/
【感想】
美容法といっても生活習慣を整えたり摂取するものに気を配ったりする、インナービューティーに焦点を当てた美容法は自身の意識次第では簡単に改善できるものが多く、また長期的な効果が期待できるため非常に興味深かったです。インナービューティーの分野は近年注目されつつあるため、今回の表彰を経てより認知が拡大し、インナービューティー市場および関連分野がさらなる発展をみせ、単に流行としてではなく持続可能な形で社会に根付くのではないかと感じました。（玉村こころ）
この授賞式に参加していた、受賞者の方、プレゼンターの方、会場のお客様、全員からインナービューティーを通じて美容業界をもっと盛り上げていこう！という熱い思いを感じられる素敵な式典でした。インナービューティーという言葉自体は、今まで聞き馴染みの薄い言葉でしたが、振り返ってみると今まで外見を綺麗にする上で、内側の健康やメンタルを整えるのは当然だったなと再認識できたので、これからは食生活や睡眠も、より意識しながらサプリメントにも挑戦したいと思いました。（酒井里愛）
取材・文：玉村こころ（早稲田大学・左）酒井里愛（早稲田大学・右）
撮影：編集部
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