「さよならモラトリアム」(慶應義塾大学)が全国58大学64チームの頂点!結成9年目にして初優勝を勝ち取る!!【写真17枚】<UNIDOL 2025 Summer>レポート①
- プロジェクト事務局 Scketto
- 9月14日
- 読了時間: 7分

学生団体UNIDOL実行委員会は、大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦「UNIDOL 2025 Summer supported by 17LIVE 決勝戦/敗者復活戦」を、2025年9月11日にKanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)にて開催した。

UNIDOL(ユニドル)とは、今年で14年目を迎える日本唯一の大学対抗女子大生アイドルコピーダンスコンテストで、 東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学など名だたる大学が出場し、今回で24回目の開催となった。昨年度には学生が主催するイベントとしては日本最大級の2.6万人超えを動員。本イベントでは、会場チケット、オンライン配信チケットの合計で約4,500人を動員した。

当日は、全国5都市(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)で行われた58大学64チームによる予選を勝ち抜いた15チームに加え、同日開催の敗者復活戦を勝ち抜いた2チームが決勝戦に出場。
MCは元AKB48で現在俳優として活動の幅を広げている「木﨑ゆりあ」が担当。


パフォーマンスの審査は、乃⽊坂46やAKBグループなどの幅広いアイドルの振付を担当している「CRE8BOY」、ハロー!プロジェクトや様々なアイドルに振り付け、演出をしている「みつばちまき」などが担当した。

リポート1本目は、優勝チーム「さよならモラトリアム」(慶應義塾大学)のステージ、授賞式直後の囲み会見の模様をご紹介。「さよならモラトリアム」は過去大会において入賞しながらも頂点の座を逃してきたが、初めての優勝を勝ち取った。
【ステージ】
一曲目は、「タイトル未定」の『空』を披露。青い衣装で爽やかな楽曲を歌った。


1曲目の後には早着替えを行い、観客を驚かせた。2曲目はダークなナンバーである「=LOVE」の『呪って呪って』。全く雰囲気の異なる黒い衣装で歌い上げた。


曲間の映像では客の感動を誘うような演出がされた。衣装変わって、メンバーカラーの衣装で登場。
アニメ『ラブライブ!』内グループである「Liella!」の『始まりは君の空』を歌い上げた。

落ちサビ前の暗転では、衣装についた電飾を光らせ、観客を沸かせた。



M1:空(タイトル未定)
M2:呪って呪って(=LOVE)
M3:始まりは君の空(Liella!)
【授賞式】
1、2、3位がすべて同票という大接戦のなかでグループ悲願の優勝を果たした。

メンバーのひらり(下段左)は「優勝というのが信じられていない。」と驚いた様子だったが、「たくさん辛いことばかりで、何度も壁にぶち当たって。でも仲良く楽しく、でも練習では厳しく(笑)その練習過程も『さよモラ』らしかったなと感じています。優勝という『さよモラ』初の賞をありがとうございます!」とファンと関係者に感謝を述べた。

【囲み会見】

上段左より、みさと(緑)、みく(黄色)、あまね(紫)
下段左より、ひらり(ピンク)、ふゆか(青)、いろは(オレンジ)はるこ(水色)
Q)今回優勝して、どんな気持ちですか?
ひらり:正直まだ全然実感は湧いていないんですけど、「さよモラ」として初の優勝という誇り高き賞(笑)をいただくことができて嬉しい気持ちでいっぱいです。皆様に感謝の気持ちもいっぱいです。ありがとうございます。

Q)練習していた大変だったことはありますか?
いろは:2曲目のかっこいい曲。かっこいい雰囲気も出しつつ、色気も出しつつ、表現の部分も技術の部分も難しくて苦戦したのと、セットリストをどう繋げて8分間を作るのかという0から1に作るところがすごく苦戦して、何回も何回もすごく考えて、どうやったら私たち7人の良さが出るのかを大変だったしすごく辛い時もありました。ですが本番で良い8分間を作ることができすごく満足しています。

Q)衣装のこだわりを教えてください!
ふゆか:今回のステージのテーマが、虹。そして7人の7色。ということで7人それぞれの個性がちゃんと光るような演出やセットリストなどを目指しました。3曲目でみんな違う色になって、さらに光るという工夫もしたり、7人という少人数だからこそ個性を活かせるようなステージづくりを工夫しました。
Q) これから大学生になる人に向けてメッセージをください!
ひらり:サークルとか勉強とか学部とか色々決めることがあると思うんですけど、私たちが一曲目に使わせていただいた『空』という曲に「グシャグシャになっても躓いて泣いてもそうだ選んだのは僕だ」という歌詞があるんです。それのように、自分で決めたことをもし辛くて逃げたいと思っても選んだのは僕なんだって思ってずっと突き進んで欲しいです!私たちもそうしたいです(笑)
Q) 影響を受けたアイドル、芸能人などはいますか?
ひらり:元日向坂46の渡邉美穂さんが私の中のトップアイドルです。
ふゆか:もともとあまり知らなかったが、サークルに入ってハマりました。Juice=Juiceの段原璢々さんと井上玲音さんのチームを引っ張る姿、芯のある強い女性像が魅力的で目標です。
いろは:元欅坂46の平手友梨奈さんです。表現に対しての信念や、可愛いところが好きです。
はるこ:ももいろクローバーさんが小さい頃から好きです。
みさと:乃木坂46の梅澤美波さんです。(自分自身が)幼少期に背が高いことをいじられて嫌な気持ちをしたことがあって、それでも(梅澤さん)は高身長を生かしてモデルとか、長い手押しを活かしたダンスをしているのでかっこいいと思っています。
みく:FRUITS ZIPPERさんの月足天音さん。自然に応援したくなりところが、「さよモラ」の目指す姿であり、尊敬しています。
あまね:=LOVEさんの高松瞳さん。自分の魅力を最大限に活かすダンスの仕方、パフォーマンス力が好きです。

さよならモラトリアム(慶應義塾大学)公式X:https://x.com/sayomora_keio
決勝パフォーマンス映像(ユニドル実行委員会公式チャンネル)
【大会結果一覧】
優 勝 :さよならモラトリアム(慶應義塾大学)
準優勝 : Cotton Candy(京都女子大学)
第3位 : 星空パレット(関西学院大学)
ベストダンス賞 : SPH mellmuse(上智大学)
ベストドレッサー賞 : monagirls(相模女子大学)
ベストムービー賞 :夏目坂46(早稲田大学)
ベストエモーショナル賞 : Spring Up(立命館アジア太平洋大学)
17LIVE特別賞 : SPH mellmuse(上智大学)
わたしの推し♡特別賞 :Bombs!(筑波大学)
ベストフェアプレー賞 : HELLO DOLL.(天使大学)
ベストルーキー賞 :くいしゅしゅっと♡(神田外語大学)
リポート2本目では
シールレットゲストで登場した「いぎなり東北産」ステージ&囲み会見、受賞グループ「Cotton Candy」(京都女子大学)、「星空パレット」(関西学院大学)、「夏目坂46」(早稲田大学)、「Bombs!」(筑波大学)、「 SPH mellmuse」(上智大学)、「monagirls」(相模女子大学)、「 HELLO DOLL.」(天使大学)、 「Spring Up」(立命館アジア太平洋大学)、注目グループ「na-nam」(明治大学)、「BLUE PRINCIPAL」(青山学院大学)らのステージを公式提供写真と編集部撮影でご紹介。
【出演】
MC:静恵一・木﨑ゆりあ
シークレットゲスト:いぎなり東北産
主催:UNIDOL実行委員会
後援:株式会社AmaductioN
公式HP:http://unidol.jp/
【感想】

「さよならモラトリアム」さん初優勝おめでとうございます!優勝候補と言われるチームが多い熾烈な決勝戦は見ているこちらも手に汗握る思いでした。「さよモラ」は、ダンス以外のところでも曲間の映像や、印象がガラリと変わるような衣装が印象的で、遠くから見ていても惹きつけられるようなパフォーマンスでした。(正能綾栞・左)
今回、初めてユニドルを見させていただいたのですが、とにかく「力強く」本気で踊る皆さんの姿に圧倒され、とても力をもらいました。特に優勝チームの「さよならモラトリウム」さんは、全員の指先、角度、向きまで完璧に揃ったダンスと、メッセージ性のある曲、かっこいい曲、イメージの違う曲達を全て踊りこなすギャップに惹かれました。2曲目の「呪って呪って」はかっこよくもあり、色気もあるダンスが印象的でした!パフォーマンス中に衣装変えをしたり、ロングマイクを使ってパフォーマンスをしたりと、様々なアイディアが光っていて、視聴者を飽きさせない魅力がたっぷり詰まっていました。同じ大学生とは思えない圧巻のパフォーマンスについつい引き込まれてしまいました!(酒井里愛・右)
取材・文:正能綾栞(法政大学)、酒井里愛(早稲田大学)
撮影:仲西一成 公式写真提供





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