あのちゃんとバッドばつ丸 共に未来へジャンプ『SANRIO FES2025』<写真20枚>
- プロジェクト事務局 Scketto
- 7月2日
- 読了時間: 6分
更新日:11月6日


6月28日、パシフィコ横浜にて『SANRIO FES2025』が開催され、メインステージにて『サンリオキャラクター大賞』結果発表ステージが行われ、特別ゲストに、タレント・アーティストの「ano(通称「あのちゃん」)」が登場。

リポート2本目は、あのちゃんの授賞式、囲み会見をリポートしました。
【授賞式】

あのちゃんは黒のアームカバーに黒のロングブーツを合わせたスタイルで、シンプルだがボリュームのあるチェックワンピースが特徴的だ。耳には大きな蝶のリボンを飾り、今回の会場であるパシフィコ横浜の広さによく映えていた。

「サンリオキャラクター大賞2025」ではどのキャラに投票したのかと聞かれたあのちゃん。

サンリオキャラ達が一斉にあのちゃんに詰め寄り、会場の笑いを誘った。

あのちゃんが「キティちゃん久しぶり」と声をかけると、「ハローキティ」は喜んで抱きつく。「いいんですか」と嬉しそうにするあのちゃんの姿が印象的だった。

「(投票したキャラは、この中には)いない?」と聞かれた時、キックボードに載って颯爽と「バッドばつ丸」が登場。銀のテープで飾られたキックボードは「チリンチリン」と音が鳴る仕様で、「バッドばつ丸」のキャラクターらしい派手さを演出。あのちゃんも「来てくれたの!」と大喜びで歓迎した。

2人は「あのちゃんとバッドばつ丸」として、サンリオキャラクター大賞の「パートナー部門」にも参加。改めて「バッドばつ丸」と対面した感想は「会えて嬉しいし、一緒に参加できて良かったです」。

普段よりも豪勢で、おしゃれな様子の「バッドばつ丸」。あのちゃんが「めっちゃかわいいし、かっこいいね」「いたずら好きだし意地悪だけど、根が優しくて可愛いところが好きです」と嬉しそうに語りかけると、「バッドばつ丸」も応えて肩を組む。「パートナー部門」に相応しい絆が感じられる場面であった。

今回の総投票数は6316万696票。あのちゃんも「昔からだし世界中から愛されてる」「会場の熱も凄い、愛がある」と、「サンリオキャラクター大賞2025」の規模感に改めて圧倒された様子を見せた。

「バッドばつ丸」が退場すると、話題の中心となったのは31年ぶりにトップテンに入った「あひるのペックル」。あのちゃんが「おめでとう」「31年ぶり、大ニュース」と声をかけたところ、まるで嫉妬したかのような「バッドばつ丸」が舞い戻るかけ合いもあり、会場は暖かな笑いに包まれた。

最後はメディア向けの写真・動画撮影の時間が設けられ、トップ10のサンリオキャラ達が整列した。続いて、あのちゃんと「バッドばつ丸」も中央に移動。

ステージ上にサンリオキャラ達とあのちゃんが横一列に並び、豪華な絵面となった。撮影が終了すると、あのちゃんとサンリオキャラクター達は手を振りながら退出。

授賞式は、暖かい空気に包まれながら幕を閉じた。
【囲み会見】

「サンリオキャラクター大賞2025」授賞式の終了後には、囲み会見が行われた。
あのちゃんは、幼少期から大好きだという「バッドばつ丸」のぬいぐるみを手に登場。2人は今回「あのちゃんとバッドばつ丸」として、「パートナー部門」にも共に参加している。

まずは「幸せな気持ちになった」「会場の熱気がすごい」「こんなにハッピーな大賞を決める会は初めて見た」と、サンリオ大賞全体への感想を述べた。続いてキャラクターそれぞれへの想いを語る。「ポムポムプリンは強いなって」「ペックルが31年ぶりに10位に入ったのは凄い、僕も嬉しかった」。

そして、「バッドばつ丸」に対しては、「今後に期待したい」。2人のコラボグッズをより多くの人に知って欲しいという想いが、エントリーのきっかけだ。小さい頃からパソコンでサンリオのゲームをプレイしていたというあのちゃん。「バッドばつ丸」のことは「気づいた時からずっと好き」。来年も「サンリオキャラクター大賞」では「バッドばつ丸」に投票するという。今回の「バッドばつ丸」の11位という結果に対しては、「かなり惜しい」「来年こそは10位入賞を狙いたい」と、懸命に応援する姿勢を見せた。

「もし夏休みが取れたら何がしたいか?」という質問には、「時間を忘れて、可愛いもので癒されたい」「それこそサンリオピューロランドとか」と「サンリオ愛」を交えて返答。また、今回のテーマである「キミと未来へ ジャ~ンプッ!」にちなんで「今後ジャンプしたいこと」を問われると、「バンジージャンプしたことない、してみたいです」と目を輝かせつつ、「バラエティー的には『やりたい』と言っていると、仕事が来ない」「一生やることはなさそう」と、売れっ子らしくも自由な視点で笑いを誘った。小さい頃から大好きなキャラクターと共に成長することに対しては、「もう感動しちゃいます」と喜びを語る。「キャラクターと一緒に大きくなれる感覚が嬉しい」「ずっといてくれることが尊い、感謝しなきゃなって」。

今回を通じて「バッドばつ丸」のことは「さらに大好きになりました」。「俺についてこい!って感じが惹かれました」「めっちゃかわいいです」とその魅力を熱く語るあのちゃん。ゲストを超えた、いち「サンリオファン」としての熱量が終始感じられる会見となった。スチール撮影では、「バッドばつ丸」とのツーショットも披露。肩を組むようなポーズで、「パートナー部門」ならではの2人の仲の良さを見せた。

【感想】

あのちゃんは「ゆるめるモ!」時代からずっと好きなタレントで、中学生のころからアイドル時代の1st写真集『Another』を買っていたくらい憧れの存在です。そんな人を初めて目の前で見ることができ、終始緊張と感動の中で取材に臨ませていただきました。サンリオ大賞という大きな舞台におけるあのちゃんの堂々とした様子は、いちアーティスト・テレビタレントとして心惹かれました。囲み会見では、取材の方々とのゆるい掛け合いやマイペースな語り口、仲の良さそうなスタッフの方にあいさつする様子などから、「あのちゃんらしさ」が溢れる空気感に安心すると同時に感心させられました。サンリオキャラクターは個人的には「マイメロディ」が好きです。今年は惜しくも6位でしたが、自分の中では「未来永劫マイメロが私の1位だ」という熱い想いがあります。授賞式では、順位発表の度にお互いを褒め合うキャラクター達の動き、司会者の方々の優しい言葉、会場の暖かな声援など、会場の全ての要素があたたかな優しさに包まれていて、思わず号泣してしまいました。「サンリオキャラクター大賞2025」に立ち会えることができて、心の底から幸せです。記者としても、長年のいちファンとしてもやりがいのある機会をいただけたこと、非常に嬉しく思っております。関わっていただいた・協力していただいた全ての方々、本当にありがとうございました。(米田麗美)
文:米田麗美(青山学院大学)

取材:早川千鶴(早稲田大学)、舟守はるな(早稲田大学)、米田麗美(青山学院大学)






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