松井愛莉「オファーを受けるか正直すごく悩んだ」SNS話題作ドラマ化『子宮恋愛』が放送スタート！

プロジェクト事務局 Scketto
4月11日
読了時間: 9分

読売テレビにて４月１０日（木）より放送スタートのドラマ『子宮恋愛』の制作発表が行われ、主演を務める松井愛莉、メインキャストの大貫勇輔、沢村玲（ONE N’ ONLY）、吉本実憂が登壇。作品の見どころや撮影秘話、学生時代の思い出、ハマっていることについて語った。

本作は、インパクト大なタイトルとは裏腹に、２人の男性の間で揺れる主人公の繊細な感情描写がSNSで大反響を呼んだ漫画のドラマ化。結婚して６年が経つにも関わらず、夫にすら本音が言えない日々に悩む主人公。そんな彼女が、“子宮が恋をした”男性に出会ってしまい…。ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女性の“切ない大人のラブストーリー”。

【出演者】

松井愛莉（まつい・あいり）　苫田まき役

「（オファーを受けた際）正直すごく悩みました。台本を読んでみるともちろん少なからずドロドロしている部分もあるんですが、それよりも、キャラクター４人の感情やしがらみがすごく細かく描かれている人間ドラマだなという印象を持ちました。」

「まきは自分の言いたいことが人に伝えられない、そして人の様子・顔色を伺って生きている女性なので、人のちょっとした変化、声のトーンとか表情にすごく気がつく人だなぁと思ったので、そういった変化を聞き逃さないように、まきを演じるときは気をつけていました。」

大貫勇輔（おおぬき・ゆうすけ）　山手旭役

「僕は普段、突然踊ったり歌ったりする変わった役をする事が多いんですが、今回は普通のサラリーマン役で。ブラジル育ちで女たらしの役。ある意味“普通の”お芝居を１話から１２話まで通してやってみて、本当に純粋にお芝居って楽しいなと思いました。山手旭としては、頭から最後まで、まきに、そして愛莉ちゃんに恋をできた撮影期間で、充実した楽しい期間を過ごせました。」

沢村玲（さわむら・れい / ONE N’ ONLY）　苫田恭一役

「台本を読ませていただいたときは、自分にこの役ができるのかなというくらい、心情が複雑なキャラクターだったのでどうなるかなと思っていました。でも実際に現場に入ってみて、撮影から得られるものがたくさんありました。そこで恭一というキャラクターがだんだん完成していって、充実した日々になりました。恭一は表情ではっきりわかるタイプではなく、何を考えているかわからないというのも僕の中で大事にしていた部分で、一貫性を持って撮影に臨みました。」

吉本実憂（よしもと・みゆ）　寄島みゆみ役

「“子宮恋愛ってどんな恋愛！？”というのが初めの印象で。原作と脚本を読ませていただいて、寄島という役は、大人っぽくて色っぽい部分があって、私にはない部分なのでそこは不安でした。でも、それ以外に内面の部分で、自立している部分と未熟さを両極端に持っていて、それが交わっている性格だったので、そこに魅力を感じて挑戦してみたいなと思いましたね。」

「私は役を演じるとき、この役を誰よりも愛そうって決めているんですけど、寄島は初めて“愛せないかもしれない…”と思ったんです。でも演じる中で、孤独と向き合って、戦っている女性なんだなという部分から最後は愛せるようになりました。」

【トークショー】

撮影で印象に残っていることを聞かれると、松井は「これは多分、大貫さんと私は一緒だと思うんですけど…」というと大貫は「ね！そうだね！」と同じことを考えていたようで。

松井「八景島ですね！1日撮影で行ったんですよ。その時に結構空き時間があって、その間にアトラクションのバイキングに乗ったり、クレープを食べたりして！」と撮影当時を思い出してテンションが上がっている様子！

劇中に”チンアナゴ可愛かったね〜”というセリフがあったらしく、「大貫さんがトイレから戻ってきたと思ったらチンアナゴのキーホルダーを買ってきてくださって！しかも２種類ですよ！どっちがいい？って選ばせてくれたんです。“もう山手さんじゃん！”と思って！」と嬉しそうに話す松井。大貫は「いまだに僕カバンに付けていますよ。12話終わるまでは付けておこうと思って。」とお守りにしているそう。

大貫は「デートだったよね！撮影という名の。」と山手役らしい一言で撮影を振り返った。

沢村が印象に残ったシーンを聞かれると「大貫さんと病院のシーンがあって…」すかさず松井が「言って大丈夫〜？笑」とツッコむ。

ネタバレを少し気にし始めた様子で喋り出した沢村は「シーンの内容はあんまり言えないんですけど、引き寄せる時に監督から“キレが欲しい“と言われて。大貫さんは長年ダンスをされていて僕もダンス＆ボーカルグループに所属しているので、僕ら２人の“キレ”の共通認識がアーティストの方になっていて笑実際にスッと入ったら“ダンスすぎる！”と言われてしまって笑」ダンサー同士の演技にも注目したい！

吉本は「私は愛ちゃん（松井）と話している時間がすごく幸せでした。お昼ごはんを一緒に食べたり、休憩時間もお菓子食べながらだったり、結構ずっと話していた印象があって、勝手に双子みたいな、出会ったときから姉妹みたいな感覚になっていました。勝手にね！」

松井も「嬉しい！私も思ってるよ〜！」と相思相愛な様子に、会場にも和やかな空気が流れる。

また４名のうち松井・沢村・吉本が同級生という話題を司会に振られると、大貫は「僕だけ違うんですよ…撮影の間は知らなかったんですけど、知らなくてよかった笑撮影中に知っていたらしょげてました笑」としょんぼり。

“昔ハマっていたこと”という世代トークになると、吉本は「小学生の頃DSの太鼓の達人をずっとやっていました！」と話し、松井は「女子の中では携帯小説がすごく流行っていたよね！」と振り返る。大貫は「僕(の世代)はスラムダンク、笑」と挟む。沢村は「小学生の頃は、ムシキングずっとやっていましたね〜」と明かすと、「女子はラブandベリーだよね！」と松井と吉本も当時のカードゲームの話題で盛り上がった。松井は「大貫さんごめんなさい笑」と同級生トークに沸いたことを気遣うと、大貫は「どっちもわかんない！まさかここで孤独を感じるとは！笑」と場を沸かせた。

最後に視聴者へのメッセージを聞かれると、松井は、「このドラマの一番の見どころは、異なる考え方や価値観を持つ４人の感情やしがらみを描いた人間ドラマだと思います。この4人がどう絡んで、悩んだ末にどんな選択をし、どう成長していくのか、ぜひ見守っていただけると嬉しいです。」と語った。

【プロフィール】

ドラマ『子宮恋愛』の内容に沿って、“ハマってしまって、辞めたくてもやめられないこと”について、一言コメント付き！

松井愛莉（まつい・あいり） ※主演

1996年12月26日生まれ、福島県出身。

結婚情報誌「ゼクシィ」6代目CMガールに抜擢され、それ以降、モデル、女優と幅広く活躍。

近年の出演作はTBS「西園寺さんは家事をしない」、読売テレビ「シークレット同盟」(主演)、関西テレビ「ブルーバースデー」（主演）、舞台「Come Blow Your Horn～ボクの独立宣言～」など。

“ハマってしまって、辞めたくてもやめられないこと”

キャラクターもの：「可愛いガチャガチャがあるとつい回しちゃうんです！欲しいものはなかなか出なくて悔しい笑」

演：苫田まき（とまだ・まき）

モラハラ気味の夫・恭一に本音が言えない日々を送り、理想とは全く違う生活に惨めさを感じている。

会社の同僚・山手だけには本音が言えるようになり、少しずつ惹かれていく

大貫勇輔（おおぬき・ゆうすけ）

1988年8月31日、神奈川県出身。 7歳からダンスをはじめ、17歳からプロダンサーとして数々の作品に出演。出演作にミュージカル「フォスト・オブ・ノーススター～北斗の拳～」、「メリーポピンズ」、舞台「ハリーポッターと呪いの子」。「どうする家康」（NHK）「劇場版ルパンの娘」、「KAPPEI カッペイ」「銅の錬金術師完結編復讐者スカー」などがある。ミュージカル「アメリカンサイコ」（25年4月）出演予定。

“ハマってしまって、辞めたくてもやめられないこと”

ワインとのペアリングを探すこと：「ワインソムリエのエキスパートを取るくらいワインが好きで。バニュルスっていう甘口のワインと甘すぎないチョコを合わせて食べるとより美味しくなるんです。感動しました！」

演：山手旭（やまて・あさひ）

まきの職場の同僚で、プレイボーイと噂されている。ブラジル育ちの日本人で、大学入学と同時に日本に来た。明るくオープンな性格ゆえに本音をズケズケ言うタイプで、自分を押し殺して生きるまきを気にかけていた。

沢村玲（さわむら・れい）

1997年1月2日生まれ、静岡県出身。 5人組ダンス＆ボーカルグループ「ONE N' ONLY」のメンバー。テレビ東京ドラマNEXT「パティスリーMON」（2024年）、MXテレビ「彼のいる生活」（2024年）、TBS日曜劇場「アンチヒーロー」（2024年）、BUMPショートドラマ「旦那のアレ、もらってください」(2024年)。などに出演。フジテレビ「ハッピー・オブ・ジ・エンド」(2024年)ではW主演を務めた。現在放送中のTBS日曜劇場「御上先生」(2025年)に出演中。

“ハマってしまって、辞めたくてもやめられないこと”

プロ野球速報というアプリ：「野球が好きでプロ野球速報というプロ野球の試合に点が入ったときに通知が来るアプリにハマっていて、通知が来ると気が散ってしまうくらいです笑」

演：苫田恭一（とまだ・きょういち）

大学時代のサークルでまきと出会い、結婚して6年になる。高校教師をしており、担当科目は英語。モラハラ気味で、子どもが欲しいまきをないがしろにしているが、実は大学時代のある出来事に原因があって…

吉本実憂（よしもと・みゆ）

1996年12月28日生まれ。福岡県出身。全日本国民的美少女コンテストグランプリ受賞し芸能界デビュー。その後ドラマ、映画を中心に活躍。映画『透子のセカイ』にてフランス・ニース国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞。また映画『瞽女GOZE』では第30回日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。近年では、ドラマ『消せない「私」-復讐の連鎖-』や『それでも俺は、妻としたい』、映画『室町無頼』や『シンペイ～歌こそすべて』に出演している。

“ハマってしまって、辞めたくてもやめられないこと”

お芝居：「お芝居以上に好きなことが本当に見つからなくて。そのくらい大好きです。」

演：寄島みゆみ（よりしま・みゆみ）

まきの大学時代の先輩で、今も交流がある。恭一とは同期で、3人は同じサークルに所属していた。他人の目を気にせず自分の意見をはっきり言うタイプで、まきにとって憧れの存在