世良マリカ・真楪伶ら30名がオリジナル衣装で魅了【First Collection】開催。若手デザイナー×アフリカ10か国「Original Runway」(全30体・写真37枚)<リポート第1弾>
- Scketto編集部

- 7 分前
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日本の10代〜20代に向けた新しいファッションショーシリーズ「First Collection」が始動し、その記念すべき第1回となる「First Collection Tokyo – Africa Edition」が8月30日、六本木ハリウッド大学ホールにて開催されました。


イベントには世良マリカや真楪伶をはじめ、約30名のモデルたちがランウェイやトークセッションに登壇。

目玉コンテンツである「Original Runway」では、単なる民族衣装の紹介にとどまらず、アフリカ10か国(カメルーン、コンゴ民主共和国、チュニジア、ボツワナ、モロッコ、南アフリカ、ナイジェリア、エチオピア、セネガル、ケニア)の“今”の魅力やカルチャーをテーマに、日本の若手デザイナーが制作した完全オリジナルのルックを披露。各国の知られざる空気感をファッションという言語で再解釈し、会場を大いに魅了しました。
リポート第1弾は、若手デザイナー×アフリカ10か国「Original Runway」をご紹介
【CAMEROON】
最大首都ドゥアラのストリートアートが放つカラフルで大胆な色彩と躍動感。そこに熱帯雨林に咲く繊細なランをアクセントとして効かせた衣装が、 観客の視線を惹きつけました。

目線移動で視線を釘付けに

赤いスカートを揺らして惹きつける

ジャケットを羽織ってスマートにポージング
DESIGNER:WAKANA ABE
DERECTOR:RIKU CHIBA
MODEL:HINAKO SARIKA CHIKAKO
【DR CONGO】
伝統布「クバ」の美しさを生かしたエレガントな装い、世界三大珍獣「オカピ」の縞模様に着想を得たルック、そして「サプール」の鮮やかなスーツに国章のレオパードを重ねた一着。コンゴの力強さと優雅さを多角的に表現したコレクションが観客を魅了しました。


強さと儚さを兼ねそろえた目線で観客を射貫く

弾むような軽やかな足取りでオカピを表現

気品あふれる優雅なランウェイ
DESIGNER:KOUME
DERECTOR:SAKI KAIMAI
MODEL:MALIKA TSUBAKI SAKI
【TUNISIA】
砂漠の大地にとけ込む日干しレンガの伝統建築「クサール」、砂の中で咲く結晶「砂漠のバラ」、そして青い地中海に白壁が映える美しい港町「ラ・マルサ」。これらから着想を得た3つのルックが、観客をチュニジアの旅へ連れ出しました。

衣装の裾まで綺麗に魅せるランウェイ

軽い足取りと笑顔で視線を釘付けに

海のように流れるようなポージング
DESIGNER:SENNA
DERECTOR:RIO OTAKE RITSUKA CHIN
MODEL:ASA MAY HARUKA
【BOTSWANA】
国を代表するダイヤモンド、夜空に煌めく流れ星、そして独創的な模様を持つ「ボツワナ・アゲート」。ボツワナの豊かな自然が生み出す輝きを織り込んだ衣装が、ランウェイを華やかに照らし出しました。

自信に満ちた表情で視線を射抜く

変化に富んだ表現力あふれるポージングで、会場全体を魅了

衣装の袖まで美しく魅せるランウェイ
DESIGNER:YUI WAKABAYASHI
DERECTOR:MIZUKI UEMOTO KOKONE MORIOKA
MODEL:YUKINA MIU CHIZURU
【MOROCCO】
モロッコ建築を象徴する幾何学模様のタイル「ゼリージュ」や、伝統衣装の「ジェラバ」「タクシータ」。これらを現代的な立体シルエットへと再構築した斬新なデザインが、観客の視線を惹きつけました。

繊細な儚さと凛とした強さが同居するランウェイ

ジェラバをスマートに着こなし、魅せる

衣装のシルエットを綺麗に魅せるランウェイ
DESIGNER:AMBIVΛRNC
DERECTOR:SUMIRE ANZAI
MODEL:KOKORO NANA KAREN
【SOUTH AFRICA】
ボカープの鮮やかな街並みはリボンで、ルイボスティーの色彩はグラデーションで表現。大都市ヨハネスブルグのモダンなスタイルには、シルバーのリボンで遊び心を添えた。デニムをベースに「伝統」と「革新」の共存を描き出したコレクションが、観客を魅了しました。


髪やリボンをなびかせて可愛らしくランウェイ

気品のある堂々たる歩みを見せる

髪を使ったポーズで視線を惹きつける
DESIGNER:YUI WAKABAYASHI
DERECTOR:HIYORI TAIRA TAKUYA KITOH
MODEL:NATSUE MACYARIN RUNA
【NIGERIA】
ヴィンテージを重ねる個性的でおしゃれな若者たち、街を駆け抜ける黄色と黒の乗合バス「Danfo」のスローガン。下町の路上から生まれた熱気がAfrobeatsとなり、世界を動かす音楽へと昇華する物語を表現したルックが、鮮烈な印象を残しました。

服本来の美しさを際立たせるランウェイ

衣装を完璧に着こなし、表情で魅せる

ボトムスの美しいラインを引き立てる
DESIGNER:YUME YUGE HARUKA YOSHIDA
DERECTOR:KANON SAKAGUCHI MAHIRO EBARA
MODEL:SAKI SUZU CHITANIKO
【ETHIOPIA】
鮮やかな黄色が新年の訪れを告げる花「アデイ・アベバ」、手織りコットンの繊細な刺繍が映える伝統衣装「ハベシャ・ケミス」、そして独特なフォルムのグラス「ベルレ」で味わう蜂蜜酒。エチオピアの文化を象徴するアイテムをモダンに再解釈し、着物生地をはじめとする日本の伝統技術と掛け合わせた衣装が、コレクションを華やかに彩りました。

服の持つ空気感を纏った可憐なランウェイ

太陽のような笑顔で会場を照らす

美しいボトムスが映えるランウェイ
DESIGNER:KANA TAMURA
DERECTOR:YUUKI KIMURA
MODEL:KIRARI RUKI HINA
【SENEGAL】
ラックローズ(レトバ湖)の幻想的なピンクをベースに、国樹バオバブから作られるシェイカーの固有の柄や、ファディウート島の貝殻が見せる質感をアクセントとして採用。バオバブの木を思わせる揺るぎない生命力と心の強さを宿したランウェイが、観客の視線を惹きつけました。

マントを巧みに使った堂々たるランウェイ

かわいさと大人っぽさを兼ねそろえたランウェイ

可憐で可愛らしい衣装の魅力を引き出す
DESIGNER:MIKO SUZUKI
DERECTOR:TSUGUMI MATSUDA
MODEL:AWA MIRAN MATOI
【KENYA】
ローズティーをモチーフにした優雅で可憐な衣装と、海の近くの2つの都市「ラム島」「モンバサ」に着想を得た軽やかなルック。それらを纏い、美しくも力強いウォーキングを見せたモデルたちが、観客を深く魅了した。

可憐な衣装を纏い、優雅で落ち着いたランウェイを魅せる

衣装をなびかせて軽やかにランウェイ

服をふわりと広げるなど工夫が詰まったランウェイ
DESIGNER:AO UMEMIYA
DERECTOR:EOU KYO
MODEL:MOMO YUINA KANON
【代表挨拶】
貧困や紛争といったネガティブなイメージや、伝統文化だけに留まらないアフリカの多様な魅力を日本の若い世代に届けるため、10年前に学生有志で「Tokyo Africa Collection」を開始した菅生零王さん。10周年の節目に新たに立ち上げた「First Collection」への熱い想いを語った。



【INFO】

【感想】
「First Collection」を拝見し、アフリカのファッション、そしてアフリカそのものが持つ豊かな魅力にすっかり引き込まれました。 実はこれまでファッションショーを観たことがなかったのですが 、モデルの方々の表情や歩き方、ポーズ一つひとつの表現力に圧倒され、終始見入ってしまいました。心に残る貴重な体験を本当にありがとうございました。

取材・文:前川もえ(早稲田大学) 撮影:編集部


