青山剛昌、倉木麻衣、高山みなみ、山口勝平が勢ぞろい 放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」開催記念セレモニーにキャラクターも総登場
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2月19日、東京ドームシティ プリズムホールにて放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」開催記念セレモニーが行われ、原作者の青山剛昌さん、歌手の倉木麻衣さん、声優の高山みなみさんと山口勝平さんが登場した。会見では「名探偵コナン」30年の歴史を振り返りながら、それぞれの思いを語った。



放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」は、放送30周年を迎えたTVアニメ「名探偵コナン」の歴史と制作の裏側を紹介する企画展。#1<企画>から#5<主題歌>までのエリアを巡りながら、アニメが完成するまでの過程を体感できる。さらに、名場面を集めた展示や今回の展示会限定のスペシャルムービーも見どころである。

リポート1本目は、関ことは(早稲田大学)、加藤美羽(早稲田大学)、宮脇眞子(東京藝術大学)の3名がセレモニーリポートを担当しました。
【司会:徳島えりかさん】
放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」開催記念セレモニーの司会は、名探偵コナン検定1級を取得するほどの大ファンである日本テレビアナウンサーの徳島えりかが務めた。終始、「名探偵コナン」への愛や情熱に溢れている様子が伝わってきた。

【キャラクター登場】



【青山剛昌(原作者)】

「テレビアニメが始まって30年も経つのかと思って感慨深いです。もうこんなに人気者になってとても嬉しいです。ありがとうございます。」と感謝の言葉で挨拶をした。アニメ化が決まった時の気持ちを聞かれると、「正直。また儲かっちゃうかなと思いましたけど、でもまた忙しくなるなと思った」と語り会場は笑いに包まれた。また、「アニメになることで声が付き立体感が出る。光彦くんとか最初は意地悪な顔に描いていたんですけど、大谷(育江)さんの声が可愛すぎるので(光彦を)可愛くしちゃおと思って、可愛く描きました」と制作秘話を告白した。

また、展覧会で特に気になったエリアを聞かれると「全部良かったですけどね。ボタンを押すと(漫画のコマが)クルクル回るやつ。」と答えた。最後には、「30年という長い話になりましたけど、まだまだ面白いことを考えていますし謎もどんどん解けていくと思いますのでお楽しみください」とファンへメッセージを送った。

【倉木麻衣(歌手)】

2000年の『Secret of my heart』から、最新のエンディングテーマ『風の音に乗って』を含め、シリーズ28曲目を担当する倉木麻衣も登壇した。同じアーティストにより歌われたアニメシリーズのテーマソング最多数として、2017年にギネス世界記録™にも認定されている倉木。今の心境を問われると、「ギネスに認定していただけたときは、本当にびっくりしました。長きにわたって、大好きな『名探偵コナン』のテーマを担当させていただけるだけでもすごい奇跡なので」と驚きを隠せない様子。また、「これは私だけでなく、名探偵コナン大好きな私も含めて、みんなとのギネスだというふうに思っています。それを今も更新させていただけているのが、本当にびっくりな気持ちです」と、ファンへの感謝を滲ませた。

制作の際に意識していることについては、「少しでも、この(コナンの)世界に寄り添えるような世界観を持って作らせていただいています」と語る倉木。MCから「倉木さんの声は一人ひとりの気持ちに寄り添ってくださいますよね」と振られると、「本当ですか? 嬉しいです! もうファミリーですから」とはにかんだ。
数々のテーマソングの中で思い出深い曲を1つ挙げるとしたら?という質問には、「本当たくさんあって、1曲1曲全部って言いたいんですけど……」と悩みつつ、『Secret of my heart』を挙げた。
「当時は17歳の高校生でした。単行本をお小遣い貯めてお兄ちゃんと一緒に買って読んでいたので、まさか歌手デビューしたてで大好きなコナンの歌を歌わせていただけるなんて……全部の運命を使い切ってしまったんじゃないかと思いました。そこからたくさんの友達ができて、アジアでも友達ができて。本当に大事な1曲です」

また、もう1つの思い出として『バラ色の人生』に触れ、「アニメーションでキャラクター全員がバンドを組んでいて、あれもすごかったんです」と笑顔を見せた。これに対し、山口勝平(工藤新一役)も「テレビシリーズの『紅の修学旅行編』で、なんと言いますか……晴れて蘭ちゃんと恋人になっちゃうというか。ちょっと面映ゆいような、恥ずかしいような感じもしながら、すごく印象に残っています」と、楽曲と名シーンが重なっていることを明かした。

最後に、新エンディングテーマ『風の音に乗って』への思いを語った。「今回は切なさに焦点を当てて、実は作曲の方も担当させていただきました。コナンの恋愛模様を後押しできるような、気持ちの中に希望感があるような曲になっています。ストーリーを壊さないように柔らかい感じで包み込むようなイメージで作らせていただきました。30周年、ここからスタートしていくコナンに、希望を乗せて届けていきたいです」

【声優:高山みなみさん、山口勝平さん】

「テレビアニメが始まって30年が経ちどのように感じるか」という質問に、高山は「あまり30年というふうには感じないんですよね。みんな一緒に年を重ねているのもありますし、コナンワールド時間の進みがめちゃめちゃ遅いんですわ。」と回答し笑いを誘った。また、「まだ、(テレビアニメ内ではコナンが小さくなってから)1年経っていないんですね。自分たちが時間を意識してしまうとキャラクターにも影響しそうなので、とにかく時間を意識しないようにしていました。」と30年の節目を祝いつつも声優としての意識を語った。

「コナンくんの子供のふりをした時の可愛さと推理を見せる時の格好良さ、このギャップを30年ぶれずに演じ続けることの難しさや大切にしていること」を問われた高山は、「難しいことはないんですよ。コナンとしてそこに誰がいるかというのかを判断して子供のふりをするか、そのまま喋るかというふうにしている。それは反射的にできます」と答えた。「絵が出来上がっていない時には、ここ誰がいますかというような話は聞きます」と江戸川コナンを演じる際に気を付けていることを語った。収録の中で記憶に残っているセリフやエピソードを問われると、高山は「やっぱり最初に発した言葉。小さくなって、照らされて『えっ』ていうあれですね」と明かした。さらに、展覧会の感想を聞かれた高山は「見応えすごいですね。時間の許す限りじっくり見ていただきたいという感じです。エリアごとにちゃんと音声ガイドがありますので。」と感想を述べた。

最後に「良い意味で変わらなくやっていけたら良いなと思っています。コナンチームみんなとても仲が良いので、そのチームワークを活かしてより良い作品作りをしていけたら良いと思っています。」とこれからの名探偵コナンへの思いを語った。

さらに、江戸川コナン役の高山と工藤新一役の山口が同一人物である2役を演じるにあたって意識したことを聞かれると、山口は「名探偵コナンはコナンくんが主役なので。幸いなことにデビューから高山さんとずっと一緒なので、自分の中で少しでもコナンくんっぽさが出たら良いなと思って新一はしゃべったりしています」と述べた。すると、高山が「実はテレビシリーズの第1話、第2話は順番を逆に収録しているんです。」とコナンのキャラクターを固めるために工夫した収録方法を告白。これに青山さんは「えっ、知らなかったです。騙された!」と驚き、会場は笑いに包まれた。
工藤新一と怪盗キッドの2役を演じてきた山口は30年の歴史について、「あっという間というか、僕の場合出るのが少ないので、スタジオにいるメンバーはみんな年齢が近く、いつ行ってもホームグラウンドという感じで30年楽しくやらせてもらっていました」と場を和ませながら30年を振り返った。また、工藤新一と怪盗キッドの演じ分けについて聞かれると「最初はどうしようかと思ったが、いざ2役を演じているうちに逆に違いがわかってきて。新一くんの方が熱いタイプで1点見つめて喋るタイプで、キッドの方が広く見ているというか」と2役の演じ分けに言及した。さらに、展覧会の感想を聞かれた山口は「色々フォトスポットとか写真を撮れたりするところもあるので、コナンが好きな人は1日楽しめるんじゃないのかな」と語った。また、最後には「コナンくんは本当にみなさんがすごく応援してくださってここまで続けられることができましたし、また今後もやっぱり、皆さんが満足できるような作品づくりをスタッフ一同頑張ってやっていけたらと思います。よろしくお願いします。」とこれからの作品づくりへの思いを語った。
【テープカット】

【キャラクター登場】





画面左側から、高山みなみさん、青山剛昌先生、倉木麻衣さん、山口勝平さん江戸川コナンの決めポーズ「真実はいつもひとつ」のポーズ。終始笑顔で、コナンチームの仲の良さが伝わってきた
【INFO】
放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」
グッズ購入には展覧会の入場チケットが必要。東京会場においては一回の入場につき一会計まで。各イベントオリジナル商品にはそれぞれ購入制限あり。東京会場は2月20日(金)〜3月29日(日)まで開催。
劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が2026年4月10日(金)から公開
詳しくは公式ホームページをチェック: https://tvconanten-30th.jp/
リポート2本目は、施設の内覧会を女子大生リポーターがご紹介します。

【感想】
今回、放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」を取材させていただきました。名探偵コナンは幼い頃からよく観ていたアニメで、劇場版も多く観に行くほど大好きなアニメです。そんな大好きなアニメの制作過程や制作秘話などを知ることができ嬉しい気持ちでいっぱいでした。特に、エピソード1とエピソード2の順番を逆に収録することでコナンのキャラクターを固めるといった作品に対する熱に驚かされました。さらに倉木さんの曲に込める「名探偵コナン」への愛や想い、そして青山先生の「まだまだ面白いことを考えている」という言葉を聞いて、これからさらに「名探偵コナン」の作品が楽しみになりました。ぜひ皆さんも展覧会に足を運んでみてください。(関ことは)
会場に入り、正装したキャラクターたちに迎えられた瞬間、30年という歴史の重みと愛を感じて胸がいっぱいになりました。展示はどれも豪華で、特に制作の舞台裏が垣間見える絵コンテや作画のエリア、そして歴代主題歌が並ぶコーナーは、自身の思い出ともリンクして感慨深いものがありました。ステージでは、高山みなみさんが「コナンになってからまだ1年も経っていない」と冗談を交えつつも、プロとしての熱い想いを語ってくださり、その一瞬一瞬を積み重ねてきた凄みを改めて実感いたしました。倉木麻衣さんが「コナンはファミリー」と仰っていたように、キャスト、アーティスト、そしてファンの皆さんと共に歩んできた30年だったのだと再確認できました。新曲『風の音に乗って』に込められた「希望」という言葉通り、これからもずっと追いかけ続けたいと思わせてくれる、愛に溢れた素晴らしい展示会でした。30周年、本当におめでとうございます!(加藤美羽)
中学2年生の時に、劇場版〈名探偵コナン 紺青の拳〉を観てから、名探偵コナンが大好きになりました。それから毎年放課後に10回近く映画館に通ったり、特に怪盗キッド様が好きで、「まじっく快斗1412」の漫画やアニメも何度も見ました。山口勝平さんが、工藤新一くんと怪盗キッド様を演じる上で違うなと思う点やキッド様のキザなセリフは黒羽快斗くんが演じていると思っているとお話されていました。それを聞いて、完璧な紳士にみえるキッド様の内面に黒羽快斗くんの等身大の姿があるのだなと改めて感じました。そして最後に青山剛昌さんが、「まだまだ面白いことを考えていて、謎もどんどん解けていく」とお話されていて、これからの展開が更に楽しみになりました!!TVアニメ放送30周年記念という大事な年に、皆様の作品への想いや展示の見どころを直接お聞きできて、良かったです。これからもずっと、名探偵コナンを応援していこうと思いました。(宮脇眞子)

取材・文:関ことは(早稲田大学)、加藤美羽(早稲田大学・右)
取材アシスタント:宮脇眞子(東京藝術大学・中央)、撮影:編集部
© 青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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