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早川千鶴(早稲田大学)が就活マガジン『理系ナビ』表紙モデルに抜擢

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2025年10月発行の就活雑誌『理系ナビ』の表紙モデルを担当した。

 

【キャリア情報誌『理系ナビ』】


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理系学生のためのインターンシップ・就職情報が満載のキャリア情報誌「理系ナビ」。2002年に前身となる情報誌が創刊し、現在は全国の理系大学に向けて毎号約3.5万部を配布・発行しています。


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全国の大学の研究室・キャリアセンター設置されてます。

 

【早川千鶴・プロフィール】


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早稲田大学創造理工学部環境資源工学科在学中。

埼玉県出身。

Sckettoでのリポーター活動のほか、小学館NEWSポストセブンアナウンサー、その他ラジオ、MCとして活動。MISS UNIVERSITY2024埼玉代表。

趣味はカフェ巡り、ポケモン。

 

【インタビュー】


大学の後輩の石井百香(早稲田大学)が質問しました。

 

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――高校の時の文理選択で理系を選択したのはなぜですか

小中学生のころから、漠然と理科や数学などの科目が好きでした。中学時代にはすでに「私は理系だな」って思っていましたね。例えば、雨が降ったり空が青かったり、そんな一つ一つの何気ない日常が、科学の世界だと全部説明できて、そんなところに面白さを感じていました。なので高校の文理選択では、何も迷いなく理系を選んでいました。

 

――いつから理系科目の方が得意だと自覚しましたか?

すごく昔だと思います。思えば幼稚園の頃は、空間把握ゲームとか、百マス計算のゲームソフトを気に入って遊んでいました。やらされていたとかじゃなくて、普通に楽しくてやっていたんだと思います。小学1年生の授業参観では、クラスメイトが跳び箱やお絵かきを披露する中で、一人だけ百マス計算を披露したこともありました(笑)。

 

――高校時代はどんな分野に興味がありましたか?

理系科目でいうと、ダントツで物理が楽しかったですね。物理って、難しい公式がたくさん出てくるんですけど、実はすべて運動方程式という一つの公式から派生したものなんです。つまり世の中の現象って、言ってしまえばすべて1本の数式に沿って成り立っているんですよ。それが面白くて、高校時代は物理の問題集ばかり解いていた気がします。

 

――高校時代はどんな活動に力を入れていましたか?

部活動と委員会です。部活動はソフトテニス部に所属していて、県大会を目指して毎日練習に励んでいました。私はもともと運動が得意ではないので苦労していたのですが、「ソフトテニスは頭でするスポーツだ」と顧問に教えられてから上達して、テニスが楽しくなりました。

委員会は放送委員に所属していました。放送委員と聞いて、校内放送やアナウンスをすると思って入ったのですが、実際は裏方仕事ばかりだったんです。軽音部の音響調整をしたり、ダンス部の照明操作をしたりと、華やかな仕事ではなかったのですが、仕事をする上での大事なことを学んだ期間でした。最終的に副委員長をしていたのですが、三役(委員長、副委員長、書記)のメンバーで汗水流して働いた日々は青春だったなと思います。


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――大学はどのような大学を受験しましたか?受験する大学はどのように選びましたか?

実は指定校推薦で受験したので、早稲田大学しか受けていないんです。私はもともと、指定校推薦で進学することを目標にしていたので、指定校推薦のリストの中で行きたいところを選びました。

 

――今高校生だったらどのポイントを見て大学を選びますか?

私の時代は、ちょうどコロナ禍で実際に大学を見に行くことができなかったので、やっぱり実際に大学に足を運んで、雰囲気を肌で感じたいですね。大学生になって、行ってみないと感じられない「雰囲気」のようなものがあるなと思いました。

 

――早稲田大学創造理工学部の環境資源工学科を選ばれたのはなぜですか。

地球温暖化などの環境問題について学べる学科だったからです。小学生の時はじめて国語の教科書で地球温暖化について読んだとき、漠然と「これやばいな」と思った覚えがあります。そこから地球温暖化などのトピックに関心があり、大学では環境系の勉強をしたいなと思っていました。実は環境をメインにしている学科を持つ大学が意外と少なくて、消去法で早稲田のこの学科に行きつきました。

 

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――早稲田大学創造理工学部は4年間どのような流れで学習していくのですか。

1年生では基礎的な知識を身に着けて、2年生からだんだんと専門的な学習をしていきます。4年生から研究室に配属され、そこから大学院の2年間を合わせた3年間で研究をするようなカリキュラムです。

 

――特にどのような分野を専門的に学んでいますか

私の学科では主に、環境、資源、循環、開発の4トピックを学んでいます。環境分野では、二酸化窒素や大気汚染など、いわゆる身近な「環境問題」にアプローチする勉強をします。資源分野は、鉱山などにある石から、金属資源だけを効率的に取り出す方法について学んだり、循環分野では、効率的なリサイクルの方法を学んだりします。開発分野は、地中に眠る石油を発見する方法などを学びます。

 

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――理系はどれくらい忙しいですか?

1,2年生の頃はとにかく忙しかったですね。ほぼ毎日授業が朝から夜までありました。自分では何とも思っていなかったんですが、文系の子に自分の時間割を見せると、(忙しすぎて)目を丸くして驚かれていましたね。3年生になったら1,2年生よりは落ち着きました。忙しいですが、アルバイトや課外活動などは気合で全然できるし、周囲の理系の友達も普通にアルバイトを掛け持ちしながらサークルに通いつめていて、なんなら文系の子より活動的なのではと思います。でも課題は大変です。全70ページの実験レポートを書いたこともありました(笑)。

 

――入学するまでのイメージと実際入ってからのイメージは変化しましたか?

あまり変わらなかった気がします。強いて言うなら、想像よりも様々なバックグラウンドを持った学生に出会えたので、そこは面白かったなと思います。

 

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――将来の夢を教えてください

大きな目標としては、誰かが夢を叶える手助けができる仕事をしたいです。今就活中で、自分の就きたい仕事ってなんだろうと考える機会が多いのですが、その目標は変わらないです。あとは、常に挑戦し続ける人間でありたいですね。一生新しいことをしていたいです。

 

――現在の勉強している分野はどのように将来に役立てたいですか。

環境問題は将来絶対に私たちが直面しなければならない問題なので、将来的にはどの分野においても全体に意識しなければならないことだと思います。その点、今学んでいることは無限にどの分野にも応用できることだと思います。何かしらで私の学んだことが生きる場面が来たらいいなと思っています。


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――早稲田大学のおすすめポイントを教えてください

とにかく学生数が多いことです。人数が多いぶん、思わぬ出会いがたくさんあって、毎日が楽しいです。自分を成長させる一番の近道は、とにかくたくさんの人と出会って、自分にないものを吸収することだと思っているので、絶対に自分を成長させられる場だと思います。

 

――これから文理選択で迷っている高校生や、理系に進む女子に対してアドバイスをお願いします。

先ほど将来の夢で話した通り、実は私の夢は理系の勉強とあまり関係が無いんです。最近就活で様々な企業の方とお話する中で、「どうして理系で学んでいるのに、研究職や技術職に就かないの?」と聞かれることがたくさんあるんです。正直「理系の勉強をしたら理系職に進むべきって、誰が決めたの?」っていつも思います。もとはと言えば、理系的な物事の考え方はすべての分野で必要なことだと思うんですけどね。だからこそ、最近は理系を積極的に採用する企業も少しずつ増えてきているような気がします。

つまり何が言いたいかというと、将来なんていったん考えずに、理系への入り口なんて「なんか理科の勉強面白いかも」ぐらいで良いと思うんです。ちょっとでも理系の勉強を面白いと思ったことがあれば、たぶん理系のセンスがあると思います。

 あと理系はネガティブなイメージも多いと思うのですが、一つ良いところを挙げるなら、理系は友達ができやすいです。大学の授業は自分で選択する分、友達と授業が一緒になることが少ないので、友達ができにくいとよく言われるのですが、理系は一緒に受ける授業がほとんどなので友達がたくさんできます。私も最高の友達ができました。課題が大変すぎて、よく友達と「理系にするんじゃなかった」なんて話すのですが、そんな泣き言を言い合う時間が一番楽しいし、それだけで理系で良かったなといつも思います。

 少しでも理系が気になっていたら、ぜひ飛び込んでみてください。絶対に楽しいことを保証します。


【早川千鶴記事アーカイブ】

 

◆アクトレスプレス編集部

エンタメWEBにて25本の記事を担当

自分がMCの担当する授賞式、会見、大型ファッションショー、カフェリポートなど、積極的に活動に参加。

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◆Scketto編集部

番組、アイドルライブなどに取材担当のほか、

SNS担当、後輩へのアドバイスなどの担当も行う

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7期生のオリエンテーション、MCなども担当


【感想】


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私自身文系で、小学校の頃から特に数学に苦手意識がありました。なので早川さんをはじめ、理系の方々には自分にないものを持っていることに対して尊敬の気持ちを持っています。今回のインタビューで1、2年の頃は時間割が忙しかったとのことでしたが、そんな中でも早川さんはアクティブに動かれているのが印象的でした。今回のインタビューを通して、自分が知らなかった理系の面白さをお聞きすることができ、少し視野が広まったような気がしました。


取材:石井百香(早稲田大学)

写真:本人提供

 
 
 

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