top of page

竹野内豊が登壇。今年で20周年をむかえるJR東日本「大人の休日倶楽部」 

新CMと新キャッチコピー発表!

2025年3月12日、東京ステーションホテルにて「大人の休日倶楽部」プレス発表会が行われました。新CMの公開や新メインキャスト竹野内豊さんによるトークセッションが行われ、JR東日本での旅の魅力を伝えてくれました。


【新キャッチコピー「大人はみんな、旅の途中。」】

新キャッチコピー「大人はみんな、旅の途中。」について、竹野内さんは「子どもの頃に思い描いていた大人のイメージは、大人は知らない事がなくて、人生の中で起こりうるあらゆる問題全てを意のままに解決できる、そんなイメージでおりました。けれど、いざ自分が大人と感じていた年齢になってみると、なかなかそうはいかないな、と思いますね(笑)」と自身の経験を交えて語りました。俳優として30年のキャリアを持つ竹野内さんは、「まだまだ旅の途中です。むしろ序盤なのではって思うくらいまだ未熟で、日々新しい壁が生まれている感覚ですが、(壁の)乗り越え方の種類は少しずつ増えてきたような感じがします」と人生という旅について語りました。


【竹野内豊さん主演、新シリーズ第1弾CM公開】

これまで20年にわたり、吉永小百合さんが計71本のCMに出演してきた「大人の休日クラブ」。今回から新メインキャストとなった竹野内さんを起用した新CMシリーズは、「大人はみんな、旅の途中。」をキャッチコピーに3月24日から放送開始します。

第1弾CMの舞台は、福島県。五色沼の美しい自然や只見線の早戸駅など、福島の魅力が詰まった映像となっています。竹野内さんは「妻役の方の『これからどうする?』という台詞に対して『まだ決めてない』と。そのように何も決めず、自然の中で大切な人とゆったり過ごす時間というのは、本当に身も心も豊かになれる時間ではないのかなって、そんなふうに拝見して感じました」と完成したCMの印象を語りました。


【竹野内豊さんによるトークセッション】

Q「メインキャストに決まったときのお気持ちは」

吉永さんが長年作り続けてきた大人の休日倶楽部を引き継ぐことができ、とても嬉しく思います。


Q「新CMをみた感想」

これからの人生、こういった瞬間が大事なんだと感じました。何も決めず、自然の中で大切な人と過ごす時間こそが、身も心も豊かになる時間だと思いました。


Q「福島県が舞台となったCM第一弾。福島に対してどのような印象がありましたか。」

福島は今まで観光したことがなかったのですが、福島出身の友人から「福島は自然豊かで、本当にきれいだから、疲れたとき行くといいよ」と言われていました。実際行ってみると、撮影を忘れてプライベートで来た気になるくらい景色が美しくて、満喫することができました。

Q「撮影でのエピソード、ハプニング、印象に残ったこと」

大人の休日倶楽部が始まった当初から吉永小百合さんと一緒にずっとCMを作ってこられたスタッフの方々と出会えたこと、それが非常に感慨深い気持ちになりました。


Q「ボートを漕いでいるお写真の風景本当にきれいですが、実際にご覧になったときいかがでしたか。」

紅葉が最盛期を迎えていて、水面に映る景色がとにかく素晴らしくて四季を全身で感じられました。


Q「目の前に最上川が流れる秘境の駅(ホーム)に立たれたときのお気持ち」

言葉では説明しにくいです。子どもの頃自然遊びが好きだったこともあり、タイムスリップしたような懐かしさを感じました。


【吉永小百合さんからのバトンを受け継いで】

発表会では、前メインキャストの吉永小百合さんからのメッセージVTRも上映されました。これを受けて竹野内さんは「吉永さんのCMすごく好きだったんです。今、改めて吉永さんから直々に『竹野内さん』とおっしゃっていただいたとき、背筋がぐっと伸びるような気持ちになりました」と感慨深げに語りました。

「特別な使命を帯びるような感覚で、身に余る光栄です。吉永さんが20年間、丁寧にスタッフの方々とさまざまな思い出を作りながら、大切に作り上げてきた想いをバトンとして受け継いで、これから私自身もスタッフの皆さんと旅を楽しみながら、すてきなCMを作っていきたいと思います」と決意を新たにしました。


【竹野内豊さんによるトークセッション】

Q「吉永小百合さんからのVTR、いかがでしたか。」

吉永小百合さんのCMがすごく好きだったので、改めて今「竹野内さん」とおっしゃっていただいて、背筋が伸びるような気持ちになりました。吉永さんが20年間丁寧にスタッフの方々と大切に作り上げてきたCMをしっかりと受け継いで、私自身も大人の休日俱楽部を楽しみながら、素敵なCMを作っていきたいと思います。

Q「大人の休日倶楽部のキャッチコピー「大人はみんな、旅の途中」。竹野内豊さんは「大人」という言葉にどのようなイメージを持っていますか。」

もともと思い描いていた大人のイメージというのは、人生のあらゆる問題を難なく解決できるというイメージがありましたが、今自分がその年齢になって、そうはいかないなと思いました。


Q「竹野内豊さんの人生という旅は今振り返ってみますと、どういう旅でしたか。」

長く俳優生活をやらせてもらっている中で、数えきれないほどの人とのご縁や出会いがありました。楽しいこと嬉しいこと沢山ありましたが、苦しみを乗り越える瞬間の方が自分の中ではインパクトがあります。今となっては、思い通りになかなか進めない厳しいときは必要だった、そういう経験が良かったと思っています。


Q「竹野内豊さんの今の旅はどんな状況でしょうか。」

まだまだ旅の途中で、むしろ序盤の方ではないかと思うくらい未熟なので、「日々新しい壁が生まれる」そんな感覚もあります。乗り越え方の種類が少し増えてきたように感じます。

Q「この先どんな大人になりたいですか。」

実は自分のことが一番見えないのかもしれないのですが、流れゆく日々の中で本来の自分を忘れずに、自分らしい有意義な時間を過ごしたいと思っています。

Q「どんな期待や展望がありますか。」

今まで仕事を優先した生き方をしてきたので、仕事以外の面においても人生を豊かにしていきたいです。


Q「以前と比べてオフの時間の使い方に何か変化はありましたか。」

自然がとにかく好きなので、オフの日でも公園に行ったり、明治神宮の自然を見たり、時間があれば自然に触れるようにしています。

空を見上げるだけでも気分転換になるので、都会の中でも目に映る自然を意識して楽しんでいます。

Q「旅に対する想い」

自然は当たり前に存在するものではなくて、多くの人が大事に守り続けてきたからこそ現存するのだと思います。その自然を見たとき感動しましたし、改めて日本を誇らしく思いました。


Q「大人の休日倶楽部のCMをこれからご覧いただく皆様にメッセージをお願いします。」

本当に新たな旅をすることで、より多くの方が日本の良さを再認識できると思いますので、いろいろな旅を楽しみながら今まで以上に皆さんで日本を守っていけたらと思っています。


【感想】

「大人はみんな、旅の途中。」というテーマに強く惹かれました。年齢を重ねてもまだまだ日々新しい発見や出会いがあり、旅の途中であるからこそ楽しさを感じられるという前向きなメッセージで、心に響いたキャッチフレーズでした。特にターゲット層である50代においては、第二の人生が始まる大切な時期であり、本イベントは新たな出発点として旅を促進する素晴らしい機会を作っていると感じました。(是澤萌愛)


CM映像に映る福島の美しい自然に惹かれ、実際に旅行で訪れてみたくなりました。

また、竹野内さんが新しいキャッチコピーを自身の俳優人生に重ね、「まだまだ旅の途中、むしろ序盤なのではないか」と語られていたのも印象的でした。30年ものキャリアを持つ俳優の方が、そのように謙虚に語る姿勢に感動しました。 私自身も、人生という「旅の途中」にいます。まだまだ未熟で、壁にぶつかることも多いですが、少しずつ乗り越え方を学びながら、自分らしい時間の使い方を見つけていきたいと思います。(大橋礼実)



取材:是澤萌愛(横浜国立大学)、大橋礼実(慶応義塾大学)

写真:公式提供

 
 
 

Commentaires


富士巧芸社

© 2022  FUJIKOOGEI Inc. All rights reserved.

bottom of page