
2024年10月20日、二子玉川ライズにてファッションを中心にしたライフスタイルメディア「OCEANS」が主催する『OCEANS Feel So Good Award「The BEST Wellbeings 2024」fes 受賞者発表セレモニー』が開催された。
【OCEANS Feel So Good AWARD】
昨年から開催されている「OCEANS Feel So Good AWARD」。
「The BEST Wellbeings」をテーマとして、「ライフとワーク、両面が輝いていた人」「世の中に新しい価値観をインプットした人」「周りに元気と勇気を与える挑戦をした人」の3つの審査基準のもと、今年一番いい顔をしていた人々をOCEANS編集部とアドバイザリーボートが選定。アドバイザリーボートは、ヤフーLINE株式会社代表取締役会長の川邊健太郎氏や日本水泳連盟会長の鈴木大地氏らが務める。昨年は俳優の小栗旬さんや女優の中村アンさんを含めた計8名が受賞した。
<登壇者>
【坂口健太郎】
SEIKO PROSPEX特別賞

グレーのカーディガンに無地の黒色のインナー&パンツとシックなスタイルで登場した俳優の坂口健太郎さん。
セイコーウォッチ株式会社 セイコー宣伝販促部 部長の山﨑博之氏(写真左)から副賞の時計を贈呈された。
フォトセッションの際には報道陣の指示にも柔軟に笑顔で対応した。

元々はモデルとしてデビューした坂口だが、俳優に転身後、多くの出演作品に加え、数々の賞を受賞。役者としてひたむきな努力のある点が特別賞受賞の理由となった。
今回の受賞について坂口は「嬉しいです。とっても光栄な賞を頂けて、今まで自分がお芝居だったりいろんなお仕事をやってきたことを皆さんに認めていただいたのかなという気持ちになりますね。」と爽やかな笑顔で語った。

Q)「SEIKO PROSPEX特別賞を受賞されましたが、この贈呈された時計を着けてプライベートで訪れたい場所などがあれば教えていただけますか?」
坂口:「どこでしょうね…?撮影の時にも着けていたんですけど、すごくタフな印象があるので、室内よりは外に出てこの時計と一緒にガシガシ、キャンプだったり山を登ってみたり、アクティブなことをしたいですね。」
Q)「坂口さんが過ごす時間の中でこれだけは譲れない!時間はありますか?」
坂口:「僕はストレス発散というか仕事をしている中で一番心穏やかに過ごせている時って…人と会っている時がやっぱりすごく自分の中でも満たされている感覚があって。勿論とっても忙しいときもあるし、それこそ皆さん働いていて…ねぇ?いつも会話しなきゃいけないのですが、友人だったり、仕事先の人だったりと喋ってご飯を食べたりして、作品の話してもいいし、全然違う話をしたりでもいいですけど、そういう時間が自分の中で大事にしている時間かもしれないですね。」
Q)「Next Wellbeing Action - 2025年坂口さんが挑戦したいことはなんですか?」
坂口:「『言葉』です。韓国で初主演を務めたり、色んな言語だったりコミュニケーションのスキルとして言葉を使う時がすごく増えたので。もちろん文化が違っていたり、住んでいる国は違うけど、一つの目標に向かって一緒にチームで進んでく仕事が増えたんです。その時に、勿論日本語もですが、コミュニケーションを沢山取るっていうことが作品作りにおいては本当に大事なことなんだと改めて思う機会がここ1年2年ですごく増えたので、来年も言葉、人に伝えて、人の話をちゃんと聞けるようになるっていうのがすごく大事なことなんだと思いました。」
プロフィール
1991年生まれ、東京都府中市出身。俳優。
2014年に俳優デビューし、映画『64-ロクヨン』(16年)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降数々の映画、ドラマ、舞台で活躍を続ける。韓国ドラマ初主演作となるCoupang Playオリジナルドラマ「愛のあとにくるもの」(日本ではPrime Videoで配信)が配信中。有村架純とW主演を務めるNetflixシリーズ「さよならのつづき」が11月14日より配信スタート。ファッションブランド「PRADA」のアンバサダーを務めるなどファッションアイコンとしても幅広い世代から人気を集める。
坂口のほかに、アーティスト・モデルの佐々木莉佳子さん、国際オリンピック委員会委員の太田雄貴さん、株式会社Plan・Do・See代表取締役社長の浅葉翔平さんが受賞し、セレモニーに出席した。

今回の発表セレモニーに出席した4人のほかにも、プロ車いすテニスプレーヤーの小田凱人選手、「メゼパパ」オーナーシェフの髙山大さん、株式会社ユーフォリア代表取締役Co-CEOの宮田誠さんも受賞した。
【佐々木莉佳子】

ところどころに散りばめられたシルバーの装飾を施したベージュ色のカットソートップスと白いタイトスカートで登場した佐々木。天真爛漫な姿が印象的だった。

今回の受賞に対し、佐々木は「こんな素敵な賞を生きている中で受賞することができるなんて思ってもみなかったのでとても嬉しく思います。」と声を弾ませた。
会場には佐々木の地元である宮城県気仙沼市の観光キャラクター「海の子ホヤぼーや」のグッズを身に着けたファンも多く駆け付けていた。
「わたくし自身、10年間アンジュルムというグループで活動をさせていただいていたので。6月に卒業したんですけど、でも今ソロで活動していて。ですがこれからも何か自分らしく皆さんに“光”だったり“キラキラ”だったり、今だったら色んなものを与えていけるような人でいたいなと思いますし、人生一度きりなので自分らしく生きていけたらいいなと思います!」と意気込んだ。

Next Wellbeing Action - 2025年挑戦したいことを問われた佐々木は『知らない世界をもっと見たい』と答えた。
「先ほども言った通り私は6月にグループを卒業して今はソロで活動しているんですけど、やっぱりお仕事だったりプライベートもそうですけど、見れる世界がこれからもどんどん広がっていくんじゃないかなと思うので。卒業して私は第2章、人生の第2章が始まったような感覚でいるので、これからも色んな世界を見て人として大きくなれたらいいなと思います。」キラキラとした笑顔に満ち溢れる佐々木の第2章に期待が膨らむ。
プロフィール
2001年、宮城県気仙沼市出身。アーティスト・モデル。東日本大震災後に結成されたご当地アイドル「SCK GIRLS」のメンバーとしてアイドル活動をスタート。その後、ハロー! プロジェクト内のアイドルグループ「アンジュルム」で活躍し今年の6月に卒業。現在は、アイドル時代から継続する雑誌 「CanCam」の専属モデルのほか、「みなと気仙沼大使」など活躍のフィールドを広げる。大のファッション好きとしても有名で、確立したスタイルは、20〜30代の女性の注目を常に集めている。
【太田雄貴】

フェンシング競技を引退後、日本フェンシング協会会長を経て現在は国際オリンピック委員会委員を務める太田。
今回の受賞に対し、「引退して、早8年が経つんですけど、引退してからこういった賞を頂けるとは思ってもいなかったので、大変ありがたく思っています。今回この賞を頂けたのは、ひとえにパリ五輪で活躍してくれた選手のおかげだと思っております。僕が選手だったころにフェンシングを始めた子たちが今や世界一に輝いてくれました。本当に素晴らしい場所にパリ五輪で立ち会えたこと、このような賞を頂けたこと、大変うれしく思っております。」と真剣な表情で語った。
【浅葉翔平】

株式会社Plan・Do・See 代表取締役社長を務める浅葉は、「ありがとうございます。一応会社ではウェルビーイングというのはとっても重要な課題として取り扱っているんですが、あまり個人で、自分のことを、自分のウェルビーイングというのをあまり考えたことがなかったので今回の賞をきっかけに自分自身にとってのウェルビーイングとはどういうことなのかを沢山考える機会をいただきました。より家族だったりとか近くにいる人たちに感謝が芽生えた時間にもなりました。」と喜びをあらわにした。
Next Wellbeing Action -2025年挑戦したいこととして、
太田は『海外と日本の架け橋』
佐々木は『知らない世界をもっと見たい』
浅葉は『日本中を旅する!』と答えた。

主催:OCEANS統括編集長 原亮太氏
【information】
「OCEANS」
国内最大規模の男性向けライフスタイルメディア。
2006 年 2 月 24 日創刊。30~40 代をターゲットとしたメンズファッション誌として始まり、今では、月間 1800PV / 300 万 UU を持つ Web メディア(https://oceans.tokyo.jp)としても、多くの読者やユーザーに読まれている。昨年からは YouTube もスタートし、タレントやアーティストとのコラボで人気を博している。1 年でチャンネル登録者数が 7 倍に達し、総再生回数は 1000 万を超える。
公式サイト:https://oceans.tokyo.jp
OCEANSから11月25日にアワード特別号が発売される予定だ。
The BEST Wellbeings 2024:https://oceans.tokyo.jp/feat/fsg_award2024/
【感想】
ライフとワークのどちらとも両立されている受賞者の皆さん。よく、「人の内面は外見に現れる」という言葉を聞きますが、まさしくその言葉の通り、時折見せる輝かしい笑顔が印象的でした。それに加え、受賞者の皆さんがお仕事の話をしている真剣な表情から、普段の生活がものすごく実りあるものなのかを物語っていると思うと、受賞者の皆さんの努力や経験がいかに深いものであるかを感じずにはいられません。私も学校生活のみならずバイトや趣味、課外活動にも全力投球できるように頑張りたいです。

また、今回の授賞式はSckettoとして2度目の取材ではありますが、私にとって今後も印象に残る取材のひとつになるのではないかと思います。なぜなら私の地元である宮城県気仙沼市に関係する受賞者の方々が多かったからです!!
特に同郷の佐々木莉佳子さんはアンジュルムに所属する前のご当地アイドル時代から応援していました。地元気仙沼で行われたイベントでは何度かお見かけしたことはありますが、気仙沼から遠く離れた東京の地でお会いするのは初めてだったので不思議な感じがします。
もう一人は、気仙沼が舞台となった2021年NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で菅波光太朗役を演じた坂口健太郎さんです。朝ドラ放送中には「#俺たちの菅波」というハッシュタグが話題になりました。放送当時、気仙沼の同級生やマダム達が永瀬廉さん(及川亮役で出演)派か坂口健太郎さん派でよく井戸端会議をしていたのを会見中に思い出したのと同時に心の中で思わず(菅波先生~~!!!)と叫んでしまいました。
(小野寺亜実・フェリス女学院大学) https://x.com/ami_onodera
◆撮影:南菜々子、一部公式写真使用
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